先週の診察から調子が悪くなった。
情緒不安定で記憶が飛ぶことが多い。
体調もめまいがひどく遅刻、欠勤が増えてきた。
過食は収まり、食欲自体がなくなってきた。
そしてリストカットが始まった。
カウンセリングで何故そこまで崩れてしまったのかを話した。
確かにあの診察はひどかったけれど、そこまで崩れたのは何を感じたからなのか。
先週の状況について、「不当だと思うこと」「正当だと思うこと」を書き出していった。
カウンセラーと2人で考えたので客観的に書き出した。
カウンセラーが言う。
「不当なことしか思い浮かばない・・・。
正当なことが頑張っても2つ。と言うかこれは言い訳(笑)
と言うことは、悪いのは先生でなほさんが悪いわけじゃないんだよ。
だから、イライラして当たり前、怒って当たり前。」
「う~ん。そうだけれど・・・。イライラしてしまって。
そのイライラしている自分がだんだん嫌になって。
悲しくなって虚しくなって今に至る・・・。
怒りが外じゃなくて内側に向いてしまうの・・・かな?」
「さすがね。頭ではきちんと理解できているじゃない。
理解できても実行できないから悩むんだけどね・・・。」
「メカニズムは分かるのよ・・・。
それができたらこうなってないんだけどね・・・。」
「よし。じゃぁ、今から練習をしようか。」
紙と鉛筆を用意して
「ここに先生に対する文句を書いてみよう」と言う。
鉛筆を持って考える私。
「何でもいいから思ったままに書いたらいいんだよ。
難しかったら他の人に協力してもらってもいいし。
頭の中で言っている人とかいるでしょ?」
「それすると・・・頭が痛くなるのよね・・・。」
協力してもらいながらも少しずつ書いていく。
「思ったより小さい字で書いたよね・・・。
怒りだからなぐり書きする人が多いけれど、怒りきれてない感じだね。
しかも箇条書きするあたりがなほさんらしい(笑)」
「う~ん。難しい。」
「さぁさぁ。もっと書いて。紙いっぱいになるまで書いてね。」
「もっと、大きい字で書けば良かった・・・。」
そしてまた考えて書き続ける。
「『~してください』って『~しろ』じゃないんだね(笑)」
「え?」
「それ、怒りじゃなくてお願いになってる(笑)」
「あら、ほんと・・・。」
ちょこちょこ突っ込まれながら、紙いっぱい書き終わる。
「はい。よくできました。
それではその紙を小さくちぎってください。」
紙を小さくちぎっていると
「ちぎり方が丁寧ね。もっとびりびりって破っていいのに。」と笑われる。
ちぎり終わったら捨てるらしいんだけどゴミ箱に袋が入っていなかったので
カウンセラーが後で捨てると言いながら手の中で固めていると
パラパラと手からこぼれていたので
「落ちてる・・・」と言うと
「はい。小さくまとめて」と渡される。
ぐにゅぐにゅっと手の中で纏めるけど固まらない。
「うん。少し小さくなった。
本当は自分で捨ててもらいたいけど、今回はこっちで捨てるね。」
「ふぅ。疲れた・・・。」
「普段しないことだから疲れるよね。」
「うん・・・。」
「さて、そしたら次は先生に言ってみよう!」
「無理!!」
付箋貼っておくから。
「手首を3箇所切っています。話を聞いてあげてください。」
結局、診察でははっきりと言えず。
「う~ん。時間を変更しましょうか。
お昼になるといつもバタバタしてしまいますし。
この前みたいになってしまうこともありますし。」
言うきっかけがきた。と思って。
「でも、あれは無いと思います。」
「それが原因で切ったんですか?」
「そうでは無いと思いますが・・・。」
「来週からカウンセリングの前に診察にしましょうか。
その方が話ができると思います。」
と言うことで来週からはカウンセリング前に診察。
さらに早起きをしないと・・・。
会計待ちの間にカウンセラーと少し話した。
「うまく言えなかった・・・。でも、先週の診察はひどいって言えた。」
「最初なんだから仕方ないよ。ひどいって言ったんだから上出来。」
少しもやもや感が残っているものの
先生が先週の事を覚えていたからまだ救われた。
忘れていたら立ち直れそうになかったわ・・・。
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