以前から少しづつ増えている感があったのですが、餃子の無人販売店がすごく増えてます。

車で走っていると幹線道路沿いに次々と現れます。

 

チェーン店もたくさんあるようですが、いくつくらいあるのでしょうか？

24時間営業で一日中電気がついておりますが電気代が高騰しているとは言うものの

人件費に比べると大したことないようで、店舗の増え方はすさまじいものがあります。

 

あくまでも性善説を前提としたビジネスモデルであり

昔からある無人の「野菜販売所」や「お花の販売所」などのように賽銭箱風の料金ボックスがあります。

治安の良い日本以外では成立しないビジネスであると言えます。

 

今や　ガソリンスタンドなどはセルフが多く、店員不在が当たり前になっていますし

コンビニなども無人コンビニが東京などで出てきているようですが

さすがに料金の支払い方法を料金箱という完全なアナログ方式は

この餃子モデルが初めてであり、ある種斬新でもあります。

 

聞くところによると

「焼売の無人販売店」や「和牛ホルモンの無人販売店」も出てきているようで

応用する業態がどんどん現れそうな気がします。

 

コロナ禍のさなかに始めた業態なので

非対面ビジネスモデルだとか、非接触だとか

コロナ感染を回避するための施策のように言われていますが

何か後付けのように思います。

実際は、人件費を大幅に削減出来て　尚且つ話題性になるといったところでしょう。

 

以前に行った方法を模倣して繰り返すことを「二番煎じ」と言いますが

どんどん二番煎じの業態が増えていくように思います。

かといって、決して悪いことではなく上手にマッチした店舗であれば儲かりそうに思います。

 

ある記事に出ていたのですが

洋服の古着の販売店でこの無人方式が現れたというのを見ました。

たしかに洋服屋の店員さんは、真剣に服を探している時は近寄ってほしくない時があります。

うまく考えたなと思いました。

 

そのあたりを考えていくとまだまだ新しい業態が考えられそうに思います。

そうなると私たちの様なリラクゼーション店はセラピストという人間のサービスによるビジネスなので

無人店舗というビジネスモデルからは最も遠いところにあり、妙な安心感を覚えた今日この頃でした。

 

 

名古屋コリトリ堂
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