小型スピーカーとして未だに中古市場で人気の高いSB-M01は、当ブログで2012年11月2013年5月に記事にして以来、取り立ててSB-M01だけの内容でアップはしてこなかったと思います。

現在、うちのシステムでは2013年5月の記事以降、常時接続して聴ける状態にしてあります。
今回は、当時頂いたコメントを参考に、いろいろ考えてみました。

言うまでも無いことですが、非常に低能率のスピーカーだけあってアンプ食いなのは間違いないところと思います。

が、頂いたコメントの内容から察するに、「アンプ食い」という言葉から想像される、いわゆる高額なアンプに限らず、意外にも値段はあまり関係無くアンプごとの相性自体も大きく影響するのではないかと思い始めた次第。

コメント欄の方は、オンキヨーA-9050(調べてみると定価54,600円)という機種をお使いだそうなので、入門機の価格帯ですね。「綺麗な音で朗々と鳴り始めた」とのことですから、これは「アンプ食い」という、僕のSB-M01の仮説を覆すものかも。

2012年の10月にサンスイB-2105、同年11月にフェーズメーションCM-1000を導入して以降、AU-X1111とも繋ぎ変えながら使用していました。岐阜の家で最後に使ったのは冒頭の2013年5月で、AU-α607NRAIIです。

そしてこれはまだ記事にしていなかったのですが、2012年11月の記事のコメント欄で初出のパイオニアA-2050、これは2014年3月に某OFFで捕獲しています。10,500円でした。1979年発売の定価58,000円で、システムステレオ用だったようです。

CM-1000とB-2105は2016年の転職の際にいろいろと入り用になってしまい、泣く泣く手放してしまいましたが、これらがまだあった時から、SB-M01で鳴らす曲は自然とフュージョン系が多くなっていた気がします。

ここ最近はパイオニアA-2050が定位置で落ち着いている状況です。
アコースティックギターの曲がバッチリ合う気がします。Craig Chaquico(「スターシップ」のギタリストだった人)をよくかけています。

A-2050は幅381mm×高さ83mmx奥行329mmの、当時流行ったというコンパクトサイズのシステムステレオ用ながらずっしりと重たくて、ネット上の情報によると「パワー部左右と小信号用に専用トランスを配した3トランス3電源方式を採用」だそうです。
電源部が強力、ということでしょう。
ということは駆動力があるってことなんでしょうね。

オンキヨーA-9050も調べてみると、新開発のノイズレベルの低い回路や、大容量のトランスとカスタム設計の電解コンデンサーを使っているとのことなので、こちらもやはり電源部が強そうです。

アンプ食いだからといって高額なアンプでなくても、基本設計(主に電源部)のしっかりしたアンプであれば、入門機でも充分鳴らせるかもしれません。
現実として、僕が使っているA-2050では聞き疲れすることも無く、聴いていてつまらなくなることも無く、楽しく聴けています。

機器の組み合わせは無限にあると思いますが、本当に奥深いですね、やめられません。(笑)


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