ぷよちゃりのゴーヤ栽培日記

脳梗塞で倒れた父の代わりに、ゴーヤを立派に育てるべく日々奮闘中。
初めての栽培なので、今年は実験に近いかも。。

使った道具や工夫してみた点などを紹介していきたいと思います。


2011年05月

私がゴーヤを育てたら

そもそも、どうしてゴーヤを育てようと思ったかというと・・・
暑さ対策もあるけれど、今年の3月に父が脳梗塞で倒れたから。

夏に実家に帰ると、父が畑で育てたゴーヤでゴーヤチャンプルーを作ってくれていました。
父のゴーヤを受け継いで育てていきたいと思ったのです。
畑仕事は退職後の楽しみだったようで、いつも何種類かの野菜を育てていました。

私はこれまで観葉植物を育てても、すぐに枯らしてしまっていて、家庭菜園なんて絶対にできない、と思っていました。
でも、今回ばかりはと一念発起

この種をきっと立派に育てるからね と父に語って我が家に帰ってきて種をまいた・・・・・・のに
水をあげすぎたのでしょう・・種の周辺からモコモコの白カビが
その後も一週間ほど様子をみたものの、結局芽が出ることはありませんでした


せっかくの父の種をだめにしてしまいました。
でも、8粒もらってきたうちの4粒を蒔いただけだったので、もう少し経験値を増やしてから再挑戦しようと、今年はとりあえず苗を買ってきて植えてみました。


父は始め、右脳の一部で脳梗塞が起こり、左半身に麻痺が出ていただけでした。
大きなショックを受けてはいたものの、自分で歩いてうちに帰ろう、と前向にリハビリを頑張っていました。

ところが、数日後に脳梗塞が再発。。
脳幹にまで梗塞が起こり、全身麻痺に気管切開を施すまでになってしまいました。
一時は意識障害もあり、本当に心配な状態が続きましたが、今はずいぶん落ち着いています。

脳梗塞が再発して脳幹梗塞になった時に、再び帰省して、落ち着いてからゴーヤの種を育てるのに失敗してしまったこと、でも、来年はきっと立派に育てるために、今年は苗を買って育ててみることを伝えたら、涙を流していました。

涙の意味はよくわかりません。
なんでもっと今までにもちょくちょく帰省しなかったんだろう。
なんでもっと沢山話をしなかったんだろう。
父の体調が悪いと聞いたときにも、もっと積極的にいい病院や先生を探さなかったんだろう。
ちょっと長めに休みをとってでも、一緒に病院にいかなかったんだろう。

おそらく、また父と話をすることは、とても難しい状態だと思います。
「子養わんと欲すれど 親待たず」とはよく言ったもの。。
父はまだ生きていてくれているけれど、悔やんでも悔やみきれないことは、本当に沢山あるんだということを身をもって知りました。

寝たきりで、食事も鼻から管を入れての流動食のみ、話もできない父のために、何か楽しみを持たせてあげられないかと、いまは落語のCDを物色中です。
これまで「笑点」でしか落語を聞いたことはないけれど、有名な落語家さんのお話ならば、きっと父も楽しんでくれるはず。

父のお陰で、家庭菜園にも落語にも目覚めてしまうかも

花摘み

ズッキーニがひょろひょろと葉を広げ、すでに花まで咲かせてしまいました。。。
110525ズッキーニ

これではきっと単なるもやしっこになってしまう
農学部出身の妹に聞いたところ、花はつぼみの小さいうちに全部とってしまった方がよい、とのこと。
今朝出勤前にせっせと花を摘んでおきました。


ゴーヤはつるが伸びはじめたところ。
110525ゴーヤ

この針のようなツルが、どこまで伸びていくのやら。
楽しみです

はじめてのプランター栽培

今年は異常に日当たりの良い部屋に引っ越したので、なんとかグリーンカーテンで暑さをしのごうと、5月14日にゴーヤ、トマト、ズッキーニの苗を買ってきました。

ゴーヤ栽培には大きめのプランターが良いと聞き、15日に28ℓのプランターを買ってきて植え付け



ネットでいろいろ調べてみると、土作りが必要だと書いてありましたが、そんな余裕もなく鉢底石を敷いた後に野菜用の園芸土、赤玉土、野菜用の肥料を混ぜてその日のうちに植えてみました。使ったのは上記の品々+MrMaxで買った野菜用の園芸土(お値段なんと 15ℓで98円!!)


プランターは大きくて深いものがいいと聞いていたので、MrMaxで売っていた一番大きなものを選びました。
写真を撮っていなかったが痛恨の極みですが、底は水はけをよくするためか、上げ底というか、たまごのパックのようにとびとびに凹みがあり、その上に鉢底網が敷いてありました
とりあえず、鉢底網の上に鉢底石を適当に敷いて、園芸土:赤玉土を9:1くらいの割合で入れたあとに、適量の肥料を加えてまぜまぜ。

苗を移植して、たっぷりの水をあげました。大きくなってね

今年失敗してしまったら・・・来年はしっかりと土作りをしてから植えてみようと思います。

実用性重視で育て始めましたが、1週間毎日様子を見ながら水遣りをしていると、なんだかかわいくなってきました
初めての農耕生活は実験的でもあり、育てる楽しさも感じ始めたところで、この子たちの成長を記録していきます。

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