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カテゴリ:投資の失敗
ここ最近、ダブルスコープの話題をよくtwitterで見かけます。
少し前は気前のいい話が多く、「ああ、儲かっているんだね」ぐらいの感想で、右肩上がりのトレンドでも不確定要素が大きく、期待感だけで株価が上がっているうえにボラティリティが大きく手を出していませんでした。 ここ数日は、韓国の子会社の上場に絡む材料で先週末に20%の急落で、阿鼻叫喚の様相に一転しています。 トレンドを見てみます。 私は基本は日足、買う前の確認で月足と週足も見る感じで、分単位のトレンドはみません。 その感覚からすると、20%の下げも半月前に戻っただけと見えてしまいます。 また、7月1日から11日にかけては合計で36%の7営業日連続の下げを記録しています。 今までの株価上昇の裏付けがあるのであれば、2週間も我慢すれば元のトレンドに戻り、6週間もすれば元の株価になったので、それほど悲観することもないトレンドだという印象です。 ただ、裏付けとなる実績が乏しくて、期待だけではいつぞや失敗したようなことになるので、手を出したくないですね。 次に、ボラティリティを見てみます。 この図は、私が楽天証券からダウンロードしたデータを基に下記の本を参考にエクセルで作図したものです。 期間は上記のトレンドと同一期間で今年の年初からです。 すさまじいハイボラですね。 デイトレードの方にはすぐに利益が出るので好まれるハイボラティリティですが、動きが激しいだけに一瞬の判断の遅れが致命傷になります。 そのため常時株価の監視ができることが必須で、私のようなサラリーマンが本業の傍らに手を出すようなものではないです。 感覚的には5%が上限のように思います。 5%以上のボラティリティのものを持つのは余程の裏付けがあって信用していないと難しいですね。 超実践!順張りスイングトレードの極意 損小利大がどうしてもできない人のために [ 荻窪 禅 ] 最後に信用取引を見てみます。 信用取引には手を出していないので、株を初めて10年以上気にすることはありませんでした。 サイバーリンクスで損した時に、信用取引の動きにも気を付ける必要があることを体験したので、それ以降は時折確認するようにしています。 その信用取引がダブルスコープは激しいことから、今回の阿鼻叫喚の主が信用取引をしていた人たちなんだなということが腑に落ちました。 それにしても、この状況で融資残高が増えていることは私の理解が全くついていけていません。 暴落で痛い目にあって手仕舞いするのではなく、更に上がるボラティリティに賭けようとする勢力もいるんですね。 怖くて近づけません。 さて、この巨大なイナゴタワーが崩れてイナゴが次にどこに行くのか? 現在私が持っている株の中ではロードスターキャピタルがボラティリティも高く、目をつけられてもおかしくないので、用心したいと思います。 とりあえずは出来高を伴って動き始めたら、信用情報を確認するようにしたいと思いました。 株式ランキング 長期投資ランキング サラリーマン投資家ランキング にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 19, 2022 11:03:31 AM
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