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[簿記]ロードバイク購入後の財務諸表を作成する(3回目)

みぞお
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簿記でおこずかい財政を見る

前回、ロードバイク・必要経費を含めて1年目決算を行ったので、2年目はもっと自転車にハマった財政をシミュレーションします

ロードバイクを始めて2年目、より自転車の魅力にハマった

財務諸表を振り返る

1年目の財務諸表から2年目はどう変わるのでしょうか?

  • 50万円ボーナス・月々1万円おこづかいを自転車に使う
  • 憧れのBianchi(ロードバイク)を30万円で購入
  • 必要な機器を購入
  • カンパニョーロのホイールを15万円で購入
  • 週1のサイクリング習慣

PL

売上高売上620,000変動費取材費12,000
消耗品費80,000
接待交際費48,000
固定費減価償却費75,000
納税額0
当期純利益405,000
合計620,000合計620,000

BS

資産現金及び預金30,000負債0
車両運搬具450,000純資産資本金0
減価償却費累計額△75,000利益余剰金405,000
合計405,000合計405,000

前回記事

[簿記]ロードバイク購入後の財務諸表を作成する(2回目)
[簿記]ロードバイク購入後の財務諸表を作成する(2回目)

2年は大きく変わる

趣味の楽しみ方は人それぞれですが、投稿者の周りの友人たちは、ライフスタイルや機材が変わっていきました

ライフスタイルが変わる

自転車仲間とサイクリングを楽しむようになると、もっと遠くへ行きたくなるし、ハイエンドバイクが羨ましいと思うようになりました

自転車ライフに移行

自転車資金を増やすため、日々の節約と会社付き合いを減らしました

  • 昼食は妻が作ってくれるお弁当に変更
  • 会社飲みは極力不参加
  • 長年続けたタバコ習慣を止め完全禁煙

結果、おこづかいから4万円捻出できるようになりました(2万円は将来のロードバイク購入資金積立)

毎月締めをしていないので、12か月分を「売上」で仕分けします

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
現金240,000売上480,000
定期預金240,000

サイクリング習慣

サイクリングへ行くことが習慣になり、出かける回数も増えました

週1ロングライド(自転車仲間・ソロ)で、1日3千円使うようになり、毎週1自主練習として午前中走りに行くようになりました(1日500円)

※1ヵ月4週間で考えます

ロングライドは交際接待費に仕分けます。また自主練は取材費に仕分けいます

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
接待交際費144,000現金168,000
取材費24,000

チームウェア購入

自転車を始めた時にから誘われていたチームに所属し、ウェアなどを買いそろえました

サイクルジャージ購入

チームのサイクリングウェア(上下)を3万円で購入しました

個人で着るものなので、消耗品費に仕分けします(雑費の方が一般的?)

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
消耗品費30,000現金30,000

シューズ・ペダル購入

サイクルジャージ購入時、ビンディング用シューズ(1万円)とペダル(5千円)も購入しました

ウェア同様、身に着けるものなので、消耗品費に仕分けします

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
消耗品費15,000現金15,000

ロードバイク買い替え

自転車の楽しさに嵌り、よりいいものが欲しいと常に考えるようになった結果、予定より早く買い替えますよね?

ハイエンドロードバイク購入

数年先に購入しようと思っていたハイエンドロードバイクですが、セールで安く買えるので、銀行に勤める妻と相談して購入しました

2年目6か月で、MERIDAのハイエンドロードバイクを100万円で購入しました

購入資金は、妻から借りました(5年後返済・年利3%)

※100万円超えるので、減価償却は10年にします

※利息は返済時に一括支払い

ロードバイクは車両運搬具に仕分けします

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
車両運搬具1,000,000現金1,000,000

妻から借りたお金は長期借入金で仕分けします

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
現金1,000,000長期借入金1,000,000

減価償却費を計算する

ハイエンドロードバイクは、期中(6か月)で購入しているので、月割りで減価償却費を計算します

減価償却費(100万円を10年で償却)を月割りで計算する

1,000,000円 ÷ 10年 = 100,000円(資産を10年で償却する)

100,000円 × 6か月 ÷ 12ヶ月 = 50,000円(6か月分の減価償却費)

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
減価償却費50,000車両運搬具50,000

減価償却費累計額も仕分けしておきます

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
減価償却費累計額50,000減価償却費50,000

金利(未払利息)を計算する

妻に借りた100万円は、5年後に利子を含めて支払いますが、発生している金利は未払利息で仕分けしておきます

支払利息(100万円を返済5年後・年利3%)を月割りで計算する

1,000,000円 × 3% = 30,000円(資産を10年で償却する)

30,000円 × 6か月 ÷ 12ヶ月 = 15,000円(6か月分の未払利息)

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
支払利息15,000未払利息15,000

ロードバイク売却

MERIDA(ハイエンドロードバイク)購入と同時に、会社の同僚へ昨年購入したBianchi(ロードバイク)を15万円で売りました

※頂いたお金は定期預金(積立)に仕分けしました

減価償却費(30万円を5年で償却)を月割りで計算する

300,000円 ÷ 5年 = 60,000円(資産を5年で償却する)

60,000円 × 18か月 ÷ 12ヶ月 = 90,000円(1年6か月分の減価償却費)

2年度の減価償却費は(30,000円)

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
定期預金1500,000車両運搬具300,000
減価償却費90,000
固定資産売却損60,000

2年度の減価償却

2年度の減価償却費を仕分けします(6か月分)

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
減価償却費30,000車両運搬具30,000

減価償却費累計額も仕分けしておきます

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
減価償却費累計額30,000減価償却費30,000

ホイール売却

2年目8ヶ月、昨年6か月目に購入したカンパニョーロのホイールを自転車仲間に10万円で売りました

※頂いたお金は定期預金(積立)に仕分けしました

減価償却費(15万円を5年で償却)を月割りで計算する

150,000円 ÷ 5年 = 30,000円(資産を5年で償却する)

30,000円 × 14か月 ÷ 12ヶ月 = 35,000円(1年2か月分の減価償却費)

2年度の減価償却費は(5,000円)

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
定期預金1000,000車両運搬具150,000
減価償却費35,000
固定資産売却損15,000

2年度の減価償却

2年度の減価償却費を仕分けします(2か月分)

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
減価償却費5,000車両運搬具5,000

減価償却費累計額も仕分けしておきます

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
減価償却費累計額5,000減価償却費5,000

レース参戦

自転車仲間のチームに所属し、自転車山ヒルクライムに誘われたので、参加しました

  • ヒルクライムエントリー費:10,000円
  • 現地までの交通費:8,000円(仲間と折半した金額)
  • 宿泊費:10,000円
  • 飲食費:6,000円

エントリー費・飲食代は接待交際費、交通費・宿泊費は、旅費交通費に仕分けします

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
接待交際費16,000現金34,000
旅費交通費18,000

財務諸表(決算)を作成する

自転車を始めた時に設立した自転車社の2年目、決算を行います

PLを作成する

2年目の自転車社活動を反映します

売上高売上480,000変動費旅費交通費18,000
取材費24,000
消耗品費45,000
接待交際費160,000
固定費減価償却費85,000
特別損失固定資産売却損75,000
特別利益固定資産売却益250,000当期純利益323,000
合計730,000合計730,000

固定資産売却について

ロードバイク・ホイールの利益は、特別利益(固定資産売却益)で計上しています

借方項目借方金額貸方項目貸方金額
固定資産売却益2500,000車両運搬具450,000
減価償却費125,000
固定資産売却損75,000
預金250,000固定資産売却益250,000

BSを作成する

車両運搬具が入れ替わっているので、反映します

資産現金23,000負債長期借入金1,000,000
預金490,000未払利息15,000
車両運搬具1,000,000純資産資本金0
減価償却費累計額△175,000利益余剰金323,000
合計1,338,000合計1,338,000

財務諸表を見て

2年目も健全な状態の財務諸表になった気がしますが、借入金と利息が発生しているので、5年後には返済があるので、順調に自転車沼にハマっているサイクリストです

まとめ

簿記3級程度の知識があれば、自分のおこづかい状況を可視化することが出来るので、今後の見通しなどが見られるようになります

収入・支出の可視化

おこづかい帖をつけるのも面倒なのに、と思う人は、支払いを出来るだけキャッシュレスにして、マネーフォワードなどのアプリと連動すると、ほぼ自動的にお金の流れを反映してくれて、可視化できます

大きな差になる

自転車は趣味だから、赤字にならなければ大丈夫だとか甘く考えてしまいがちですが、お金を雑に計算していると、毎月・毎年知らないうちに無駄な支出をし続けてしまいます

それを少しでも減らせば、より欲しいものが買えますし、無駄な買い物もしなくなります

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おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
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