こんにちは、スポーツトレーナーの梅田です。
昨日、「子供が手をついて転べない理由は?」という記事を書きました。
https://ameblo.jp/lefty-futsaler/entry-12633958207.html
そこで転がったり、回ったり、頭より体を高く上げたり
そういった動きが大切になると書きました。
幼児期に身につけておきたい36の動作の動作
(山梨大学 発達発育学者の中村和彦氏考案)
というものがありますが、
ここに「逆立ち」という項目があります。
小さいうちから、逆立ちはできたほうが良い項目になります。
ちなみに能力的には、5〜6歳の子でも練習すれば逆立ちは可能です。
私は、トレーニングで3点倒立をしたりしますが、
年長さんでもできる子はいますし、逆に中学生でもできない子がいます。
この逆立ちの項目ですが、
(あと昨日記載した回ったり転がったという項目も)
単にバランスが高まったり、手の力がついたりというだけのことではありません。
サッカーにおいては、逆立ちの練習でスピードも上がります。
サッカーにおいては、ただまっすぐ速く走るというより、
目的に向かって、相手を交わしながら動く必要があり
バランスを自ら崩して、また立て直してという動きが
大事になります。
そういった意味で、逆立ち練習はサッカーにおけるスピードアップに役立ちます。
感覚としては、
直立だけでしかバランスがとれない選手と、
逆立ちや転がったり回ったりもできる選手は、
ただまっすぐ走るだけの速度は同じだったとしても、
飛行機で例えれば、
「ジェット旅客機」と、「航空ショーの飛行機」のような違いがあると思います。
どちらもまっすぐ進む速度が同じだとしても、
後者のほうが、明らかに機敏ですよね。
人の体も同じです。
後者のような体でサッカーができると
いろいろな技術やあとからどんどん高まっていくと思います。
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