政治家などの失言問題は日常茶飯事ですが、

一般人でも、中高年男性にネット上の問題発言、

トラブルを招きかねない行動が多いように思います。

それは、今の中高年男性、特にエリート層に根強く残る「差別意識」

根っこの大きな原因なのですが、

その他に、どちらかと言えばネット参加後発組の中高年男性の、

ネットにおける他者との距離のとり方に問題があるようにも思うのです。

 

今日はそのあたりを、一般社団法人日本Webライティング協会の理事として

発信してみようと思います。

Webライティングで大切なことのひとつです。

信頼関係をまだ構築していない人とのやり取り、また不特定多数が参加しているグループでの対話は、

絵文字顔文字は使わない方が無難だと思います。

親しみのつもりで使っても、相手からすれば揶揄、嘲笑ととられる可能性があります。

冗談が通じ合う仲になるまでは、軽口は慎みましょう。

特に中高年男性は、ネット上で女性との距離感を誤りがちな傾向にありますので、要注意です。

 

奥田英朗さんの小説に「ガール」という作品があります。

映画化もされているのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。

その中に、ある中年の男性、社会的にはそれなりの地位にある男性を評して、

「彼は、女は女房と部下とホステスしか知らない」という表現がありました。

リアルでの交流が狭いので、女性と言えば妻と部下と接客業者、つまり自分に従属している女性なんですね。

それで、インターネットで妻でも部下でも接客業者でもない女性と知り合っても距離のとり方がわからない。

大抵の場合、舞い上がっていきなり距離を詰めて嫌われてしまうのです。

 

どんな距離の詰め方をするか。

それは主に表現ですね。

ファーストネームで呼んだり、ちゃん付けしたり、リアルならセクハラ認定されるような話題を出したり。

言葉遣いも、まだ会ったこともない、何度かネット上で会話しただけなのに馴れ馴れしい口調で話しかける。

極め付きは絵文字顔文字叫び

ビジネス用語ならともかく、プライベートでは語彙が乏しいから、絵文字顔文字でごまかしたいという意図はミエミエです。

ですが、その選択が微妙にずれている(苦笑)

顔も見たことがないオジサンから、ハート満キスマークなどの絵文字を送られたら、

若い女の子ならゾッとして背筋が寒くなりますよ。

私のようなオバサンでも、気持ち悪いと思いますから。

断言します。

自分では親近感のつもりでも、女性側はそう受け取ってくれないと思って間違いないです。

それより、年輪の重みを感じさせる知性あふれる表現のほうが、ずっと好感をもってもらえるはずです。

 

ビジネスの世界でも同じだと思いますが、プライベートでは、特に女性との交流においては

距離感を大切にしましょう。

それを忘れなければ、以前ネット掲示板で見た、「SNSで息子の妻にフレンド申請を断られ、しつこくしてブロックされて激怒する舅」

「グループラインでの発言でコンプラ委員会に訴えられた上司」もなくなるはずです。

SNSや掲示板での、無用のトラブルを避けるためにも、心がけていただけたらと思います。

 

私が理事を務める「社団法人日本Webライティング協会」授与の資格。お勧めです。
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