突然の旅立ち。 [ぱんの日常]
ka2です。
その犬との出会いは偶然だった。
近隣のペットショップの中では、大きな店舗のおこぼれを狙った、その近くにある小さなペットショップ。
先住犬の、ジャム(ビーグル♂)と一緒に住める子なんかいたらいいねぇなんて、その当時は飼う気もなく、ただ何となくペットショップ巡りをしていた。
ちょうど立ち寄ったのは夕方、大きな店では、ただ何となく見ていただけで、ふらっと店の策略にまんまとはまって立ち寄ってしまった。
ご飯時間だったらしく、店内はワンコたちがせわしなく蠢いていた。お、ご飯だって思った瞬間に、それぞれのケージの中に、ドックフードをばらまいて行く。
ケージの床にばらまかれたご飯を食べるワンコたち。僕ら2人は一瞬固まってしまった、その隅に目が小さくて、ちょっとガリガリのビーグル♀を見つけたのだ。
その食べている姿に、この店においていたらかわいそう、そういう衝動と共に、ケージから出してもらい触りました。
そのワンコは全然人慣れしていないし、床に這いつくばってすきあらば、どこかに隠れたいって行動ばかりしていた、だから、生後半年以上経っても売れ残ってしまっていたのでしょう。でも、これは店の責任だな。
そんなこともあり、数分後にはカードを出してビーグル犬を買っていた。
それが僕らの家族、ぱんとの出会い。
飼いだした頃はそんな子だったから、近くにも寄ってきてくれない、見ると壁と床の隅にぴったりくっついて、自己防衛をしているかのようだった。
しかし、それは時と、ジャムのおかげで少しづつ慣れてきて、やっと我が家の仲間になってくれました。
不思議と最初小さな目だったのに、自信がついたのか、目ははっきりくっきりとし、行動もワンコらしくじゃれたりいたずらしたりと大騒ぎでした。
その時はほんと嬉しかったなぁ。
でも、それから何年かして、ぱんにも僕らにも悲しい出来事が。
それは、ジャムの白血病。
余命3ヶ月と言われ、抗がん剤治療もしたけど、副作用がひどくて、これ以上はかえって酷と判断し治療は中止、それでも、ステロイド投与だけして3ヶ月は半年まで延びました。最後のお別れの時に、飼ったばかりの時の寂しそうな表情をしていたぱんは忘れられないかな。
ぱんだけではかわいそうだと思い、次のワンコを探していたら、里親募集でみるくとの出会い。
そんな子に、ぱんはほんと良き姉のような暖かさでみるくを迎え入れてくれた。
みるくも一度は人間に裏切られているから、そんなぱんの優しさにどれだけ助けられたのだろうかと思いましたね。
それから、あずきも、ほんとおてんばでぱんにくってかかったり、上に乗っかって安心して休んでいたりとしたけれど、あの寝姿を見たら、本当に安心してぱんにくっついているのがわかった。
今年の初め、いつからだったか、ばんは若干びっこしながら歩くようになり、散歩も億劫な感じになってきた。
それでもさすがビーグル。
食に関してはがっつり系!
だから、とても安心してハワイにも行って来れました。帰ってくる日の朝、ぱんはご飯を食べない、起き上がろうともしないとの母からのメール。
到着し、途中でペットショップに立ち寄り、栄養剤を買って迎えに行けば、やっぱり元気はなかった。(21日)
しかし、次の朝から、栄養剤を入れたご飯をあげたら、完食。
ただ、まだ、足が良くなさそうなので、寝るのは下の部屋で寝かすことにしました。(22日)
2晩下で寝かせて、様子を見ると25日には寝るよって言ったら、自分から2階の部屋に上がって行った。
夜中に落ちたら困るから、下に降りられないようにして、就寝。
次の日は満足したかのように普通に過ごしていました。(26日)夜はしっかり下に降りてトイレも済ませたりしてね。
そして、27日朝は元気良くご飯は完食!
店の途中でご飯をあげに、ko4が帰ると
ご飯を食べず、起き上がっても来ない。
ひとまず、店が終わってから家に戻れば、ぱんの呼吸は荒く、一生懸命している感じだった。
その時点で、病院へ行けば結果は違っていたのかもしれないけれど、僕は、やっぱりさよならは家でしたかった。
27日の晩は下の部屋で皆んなで、まくら並べて寝ました。時折夜中に起きてはぱんの体をさすって、確かめた荒かった呼吸も随分治って、安らかな呼吸をしていた。
28日僕は出勤し、ko4がブログを書いている途中、ぱんは9時30分に永眠した。
とても安らかな最期だった。
【倫理的に、この後の写真は好かない方もいらっしゃいますので、合わない方はご遠慮下さい。】
僕は仕事を早退し、ジャムが眠る葬儀場へ行き、棺ダンボールをもらい、家にむかった。
やっぱりぱんは息をしていなかった。
棺に納めるとあずきは興味津々なのか、棺の周りをウロウロ、覗ける高さにしてあげたら、手をかけて覗き込むそのうち、ビョンと飛び越えてぱんの上に上がり、『ク~』って『う~』って、一生懸命起こそうとしているようだった。
その姿に、涙を一生懸命こらえていたのがとめどもない涙を流す事となった。
外に出してもすぐに覗き込む最期のお別れの儀式だった。
みるくは物分かりの良い子のように、僕らの後ろに回り、遠巻きにぱんを見送っていた。
葬儀場で最期のお別れ。
この写真が最期、と思いながら、何枚もシャッターを切った。
とても悲しいけれど、僕らはこれからも生きていかなくてはならない、みるくだってあずきだって居る。この子達をこれからも大切に育てていこうと心から思わされた。
そして、いままで、たくさんの幸せをありがとうと、天国でジャムと幸せに暮らしてねと、願わずにはいられなかった。
長い文章、最期まで読んでいただきありがとうございます。
しばらく、ブログはお休みします。
そしていつか、そんなに遠くないうちにブログを再開したいと思いますが、しばらくはごめんなさい。
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http://jam-map.blog.so-net.ne.jp
その犬との出会いは偶然だった。
近隣のペットショップの中では、大きな店舗のおこぼれを狙った、その近くにある小さなペットショップ。
先住犬の、ジャム(ビーグル♂)と一緒に住める子なんかいたらいいねぇなんて、その当時は飼う気もなく、ただ何となくペットショップ巡りをしていた。
ちょうど立ち寄ったのは夕方、大きな店では、ただ何となく見ていただけで、ふらっと店の策略にまんまとはまって立ち寄ってしまった。
ご飯時間だったらしく、店内はワンコたちがせわしなく蠢いていた。お、ご飯だって思った瞬間に、それぞれのケージの中に、ドックフードをばらまいて行く。
ケージの床にばらまかれたご飯を食べるワンコたち。僕ら2人は一瞬固まってしまった、その隅に目が小さくて、ちょっとガリガリのビーグル♀を見つけたのだ。
その食べている姿に、この店においていたらかわいそう、そういう衝動と共に、ケージから出してもらい触りました。
そのワンコは全然人慣れしていないし、床に這いつくばってすきあらば、どこかに隠れたいって行動ばかりしていた、だから、生後半年以上経っても売れ残ってしまっていたのでしょう。でも、これは店の責任だな。
そんなこともあり、数分後にはカードを出してビーグル犬を買っていた。
それが僕らの家族、ぱんとの出会い。
飼いだした頃はそんな子だったから、近くにも寄ってきてくれない、見ると壁と床の隅にぴったりくっついて、自己防衛をしているかのようだった。
しかし、それは時と、ジャムのおかげで少しづつ慣れてきて、やっと我が家の仲間になってくれました。
不思議と最初小さな目だったのに、自信がついたのか、目ははっきりくっきりとし、行動もワンコらしくじゃれたりいたずらしたりと大騒ぎでした。
その時はほんと嬉しかったなぁ。
でも、それから何年かして、ぱんにも僕らにも悲しい出来事が。
それは、ジャムの白血病。
余命3ヶ月と言われ、抗がん剤治療もしたけど、副作用がひどくて、これ以上はかえって酷と判断し治療は中止、それでも、ステロイド投与だけして3ヶ月は半年まで延びました。最後のお別れの時に、飼ったばかりの時の寂しそうな表情をしていたぱんは忘れられないかな。
ぱんだけではかわいそうだと思い、次のワンコを探していたら、里親募集でみるくとの出会い。
そんな子に、ぱんはほんと良き姉のような暖かさでみるくを迎え入れてくれた。
みるくも一度は人間に裏切られているから、そんなぱんの優しさにどれだけ助けられたのだろうかと思いましたね。
それから、あずきも、ほんとおてんばでぱんにくってかかったり、上に乗っかって安心して休んでいたりとしたけれど、あの寝姿を見たら、本当に安心してぱんにくっついているのがわかった。
今年の初め、いつからだったか、ばんは若干びっこしながら歩くようになり、散歩も億劫な感じになってきた。
それでもさすがビーグル。
食に関してはがっつり系!
だから、とても安心してハワイにも行って来れました。帰ってくる日の朝、ぱんはご飯を食べない、起き上がろうともしないとの母からのメール。
到着し、途中でペットショップに立ち寄り、栄養剤を買って迎えに行けば、やっぱり元気はなかった。(21日)
しかし、次の朝から、栄養剤を入れたご飯をあげたら、完食。
ただ、まだ、足が良くなさそうなので、寝るのは下の部屋で寝かすことにしました。(22日)
2晩下で寝かせて、様子を見ると25日には寝るよって言ったら、自分から2階の部屋に上がって行った。
夜中に落ちたら困るから、下に降りられないようにして、就寝。
次の日は満足したかのように普通に過ごしていました。(26日)夜はしっかり下に降りてトイレも済ませたりしてね。
そして、27日朝は元気良くご飯は完食!
店の途中でご飯をあげに、ko4が帰ると
ご飯を食べず、起き上がっても来ない。
ひとまず、店が終わってから家に戻れば、ぱんの呼吸は荒く、一生懸命している感じだった。
その時点で、病院へ行けば結果は違っていたのかもしれないけれど、僕は、やっぱりさよならは家でしたかった。
27日の晩は下の部屋で皆んなで、まくら並べて寝ました。時折夜中に起きてはぱんの体をさすって、確かめた荒かった呼吸も随分治って、安らかな呼吸をしていた。
28日僕は出勤し、ko4がブログを書いている途中、ぱんは9時30分に永眠した。
とても安らかな最期だった。
【倫理的に、この後の写真は好かない方もいらっしゃいますので、合わない方はご遠慮下さい。】
僕は仕事を早退し、ジャムが眠る葬儀場へ行き、棺ダンボールをもらい、家にむかった。
やっぱりぱんは息をしていなかった。
棺に納めるとあずきは興味津々なのか、棺の周りをウロウロ、覗ける高さにしてあげたら、手をかけて覗き込むそのうち、ビョンと飛び越えてぱんの上に上がり、『ク~』って『う~』って、一生懸命起こそうとしているようだった。
その姿に、涙を一生懸命こらえていたのがとめどもない涙を流す事となった。
外に出してもすぐに覗き込む最期のお別れの儀式だった。
みるくは物分かりの良い子のように、僕らの後ろに回り、遠巻きにぱんを見送っていた。
葬儀場で最期のお別れ。
この写真が最期、と思いながら、何枚もシャッターを切った。
とても悲しいけれど、僕らはこれからも生きていかなくてはならない、みるくだってあずきだって居る。この子達をこれからも大切に育てていこうと心から思わされた。
そして、いままで、たくさんの幸せをありがとうと、天国でジャムと幸せに暮らしてねと、願わずにはいられなかった。
長い文章、最期まで読んでいただきありがとうございます。
しばらく、ブログはお休みします。
そしていつか、そんなに遠くないうちにブログを再開したいと思いますが、しばらくはごめんなさい。
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ぱんちゃん!
最後の日を お家で迎えられてよかったね
ka2 ko4さんのおうちの子になって たくさん幸せをもらったね
今度は 虹の橋から ka2 ko4さん あずきちゃん みるくちゃんのことを 守っていてね
ka2 ko4さん 突然のお別れは つらいですね ぱんちゃんには 一度しか会えなかったけれど とっても元気な子だったのを 覚えています
今 すぐは無理だと思いますが あずきちゃん、みるくちゃんのためにも 元気出してくださいね
by ra35 (2016-05-30 20:41)
こんにちは。
お辛い中、ご報告ありがとうございました。
すぐに拝見させて頂いてたのですが
なんて言うたらいいか分からず何度も何度も書いては削除してました。
少しは気持ち落ち着きましたか?
みるくちゃんも、あずきちゃんも寂しがってますでしょうね。
Ka2さん・Ko4さんの
ぱんちゃんとの最期(お家でお別れ)、かーかもそうすると思います。
ぱんちゃんも、安心してジャムちゃんのところへ旅立てたと思います。
大好きなファミリーを、ジャムちゃんと寄り添って
お空から毎日見守ってくれてますよ。
幸せな毎日を過ごしてますよ。
だから、Ka2さん・Ko4さん、笑顔お願いします!
悲しいお顔してたら、ぱんちゃん心配します。
みるくちゃん・あずきちゃんも。
カワイイお嬢ちゃん達をダブルパパさんの優しい笑顔で
安心させてあげてくださいね^^
by かーか (2016-06-04 08:59)
ぱんちゃんの小さな魂 、頂いたのに
MILKが昨日 虹の橋を渡りました
今頃 ぱんちゃんと一緒に走り回っているかな
ビーグルは群れで走り回るから みんなに 迷惑かけてないかな
ぱんちゃんがいるからMILKも寂しくないと 思い安心しています
また、うちの子自慢しましょうね
by ra35 (2016-06-04 11:36)