『Audi S3のSトロニックオイル交換！』

皆さん、こんにちは。
本日は、Audiに搭載されているSトロニック（DCT）のオイル交換作業についてです。

Sトロニックには湿式と乾式がありますが、今回は湿式のDCT(ツインクラッチ）に使用されているオイルを交換します。

DCTはトルコンATと構造が異なり、基本構造はMTと一緒です！
MTに自動でめちゃくちゃ早くシフトしてくれる人を取り付けた！って感じのミッションです☆
湿式DCTの場合、60,000km毎の交換がメーカー指定となっておりますが、経験上60,000kmですとスラッジがかなり溜まってしまっていますので、makeover的には30,000km毎の交換をお勧めしております。
過走行のお車の場合ATオイルを交換すると故障の原因になるという話を聞きますが、Sトロニックは（湿式、乾式とも）オイル交換必須です！

ちなみにATも必ずスラッジが溜まりますので過走行になる前に交換することをお勧め致します。

さて！makeoverで使用するDCTオイルはもちろんLUBIRD！

エンジンを守るがコンセプトですが、しっかりとミッションも守ってくれます！

DCTオイルを抜いていきます。

下から抜け切らなかった分は上からも吸い取ります。
基本的に弊社で作業する場合はオイルパンを履くってしっかりとできる限りスラッジを排除していきます。もちろんオイルフィルターやストレーナも新品に交換します。
車種やご依頼内容によっては変動しますのでお気軽にお問い合わせください♪

横置きエンジンの場合、おおよそDCTオイルは6.5L〜7.0L入ります。（結構大量！）
オイルが入ったら、各ギアにオイルが回るように変速させ、最後にオイルレベルを確認するために適切な油温状態にして、最終チェックを行います。

油温管理はのミッションのコンピュータが管理しているので、OBDポートからアクセスして油温を確認します。

そこまでやるとシフトフィーリングも変わり、Sトロニック本来どころか、LUBIRDのオイルを使用することでいつ変速したかわからないレベルのスムースさが得られます！

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では、また次のブログで！

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