梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

好きなパンは?(その2)

こんにちは。理香(小5)です。

今週のおしゃべりカフェは「パン」・第2弾です。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーは私・理香、あずささん(高1)、彩香さん(13歳)です。

 

~ここからはオンラインチャットによる会話です~

理香「今日は群馬、兵庫、フランスからリモートでお送りします。ご飯は事前に食べてきました。今日のテーマは「パン」ですが、彩香さんが住むフランスはフランスパンですか?」

彩香「ウチが住むフランスのパンはフランスパンと言いません。広島のお好み焼きが広島焼きって地元民が言わないのと同じです。」

あずさ「そうなんだ。フランスパンはどんなものがあるの?」

彩香「フランスのパンはバケット、バタール、パリジャン、ブール、エピなどいろいろな名称があります。」

あずさ「バケットは日本でもあるから知っているけど、知らない名前もあるね。」

理香「私の家の近くのパン屋もバケットやエピはありますね。あずささんの地域ではパンはありますか?」

あずさ「ウチが住む神戸では有名なパン屋はあります。食パンにソフト系パン、バケットのようなハード系パンまで、いろいろな種類があります。」

彩香「神戸はパンは有名だよね。ウチはもともと大阪に住んでいたから、神戸のパンはおいしいし。」

理香「大阪に住んでいたんですか?何でフランスに住んでいるんですか?」

彩香「ウチはお父さん(親太郎・45歳)の仕事の都合で、家族でフランスに引越ししました。ウチはまだ小さかったので、幼稚園の途中で転校して、フランスの幼稚園に転入しました。」

あずさ「フランスの学校は日本人学校に通っているの?」

彩香「今は現地のコレージュに通っています。コレージュは日本の中学校にあたる学校で、兄(大希・16歳)は現地のリセに通っています。リセは日本の高校にあたります。」

理香「小学校は何の名前なんですか?」

彩香「小学校はエコール・プリメールという名前です。私も兄も日本人なので、日本人学校の選択肢もありましたが、お父さんの知り合いである同じフランスに住む日本人の友達の話では、日本人学校では高校がないため、日本に帰って高校受験をするか現地の学校かインターナショナルスクールに進学する労力がかかることや、日本人学校は日本の狭い教育しかしないので、国際情勢に対応するには早い段階から現地の学校に通わせたほうがいいからってことで、ウチはプリスクール(幼稚園)から、兄はエコール・プリメールの途中から現地の学校に進学しました。」

あずさ「確かに日本の学校は受験一辺倒の教育だからね。」

理香「他の国では母国語だけでなく、英語が小学校の段階から必須となっています。日本の場合は英語教育の開始が中学校からで、小学校の英語教育は公立では遅れています。私立の小学校ではほとんどが英語教育をやっています。」

あずさ「でも、英語の授業は小学校でもスタートするでしょ?」

理香「今年から小3で英語の授業が開始され、小5で必修化となりました。小5と小6では中学や高校と同じように成績がつけられます。一応英語でコミュニケーションをとることが目的となっています。」

あずさ「小学校では遊びで英語を学ぶようなカリキュラムになっても、中学や高校では受験英語なのだから、小学校でも受験英語になるんじゃない?」

理香「確かにそうなるかも。小学校の英語って、高校受験のための前倒しのようなものだし、中学受験では英語の試験科目が増えてきたしね。」

彩香「受験のための英語になるんだったら、海外では全然役に立たないし。」

理香「私もそう思います。中学受験の勉強はしていますが、それと同時に小さいころから英語を習っています。英語は中学受験の進学塾ではなく、ちゃんとした英会話学校で習っていますね。ネイティブで使える英語を習うので、小学校の英語が本当に物足りないんですよ。」

あずさ「英会話学校の方が海外で使える英語が身につくよね。スクールに通うだけでなく、CDを聴いて英語を身につけたり、オンラインで英会話を習ったりと、いろいろな選択肢があるしね。」

彩香「ウチは家族そろって英語とフランス語を習いましたよ。これからフランスで生活をするために必死でした。ウチや兄は楽しみながらやっていましたが、お父さんとお母さん(早智恵・40歳)はめちゃくちゃ苦労をしたそうで。」

あずさ「子どもは楽しみながら習って、親は苦労して習うのは生活のために必死だったんだよね。親の方は。」

彩香「確かにそうだと思います。お父さんは仕事で、お母さんは近所の人とのコミュニケーションを取らないといけないから、フランスで生活をしていくには相当苦労していたと思います。ウチも兄も現地の学校に通っているので、日本のように受験はありませんが、卒業するまでは勉強は厳しいので、ついてゆけるのに必死ですね。」

理香「フランスは卒業までが厳しいんですね。日本は真逆。話は英語の話になりましたが、あずささんはどんなパンが好きですか?」

あずさ「どちらかというとデニッシュとか、惣菜パンとかが好き。あとはサンドイッチとか。」

彩香「ウチも好き!おいしいですよね。ウチは現地のパンの中でシンプルにバケットが好き。サンドイッチにしてもおいしいけど、そのまま食べるほうが好き。バターやジャムなどはつけずに。」

理香「私は食パンですね。」

あずさ「食パンって、最近流行っているよね。」

理香「近所のパン屋の食パンがすごくおいしくて、よく買いに行っていますね。最近では食パン専門店の店もあり、地元の主婦に人気なんですよ。」

彩香「食パン専門店はいいよね。シンプルだけど、濃厚な味がやみつきになる人もいるそうで。」

あずさ「私も食パンは食べたい!分厚く切って、バターとはちみつをつけて食べたいです。」

理香「パンも地域や国によっていろいろあるよね。パンが食べたくなってきた(ワラ)。」

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(左からあずさ、理香、彩香)

 

いろいろな味のパンが食べたいね。

 

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