(前回の続きです)
理(高2)「クミン、東京に戻らないか?」
クミン(くま・♂3歳)「いやだ。」
明(高2)「なんでだよ!」
クミン「もう「梅の実」はやめたんだ!もう東京にいる資格がない。帰ってくれ!!」
カルダモン(くま・♂2歳)「何で?」
クミン「もう東京にいる資格がないんだ。アンダークラブからも嫌われているし。」
和樹(小5)「アンダークラブは関係ないよ。無視したらいいよ。」
クミン「…。」
理「オレたちはクミンの帰りをずっと待っていた。クミンがいなかったら「梅の実」はないんだよ。「梅の実」が解散してから、何もない毎日を送っている。もう一度、「梅の実」をやろう!」
クミン「え…?」
理「やっぱり、クミンがいないと、「梅の実」が成立しないんだよね。オレらの青春が何もない感じがして。」
ユキ(白くま・♀3歳)「私も、「梅の実」がなかったら、何もない生活ばかり。」
明「あと、みんなからメッセージが来ているぞ!!」
それはGoogleミートでつないだ「梅の実」メンバーたちが集結。
瑞穂(小6)に沙由美(中2)、サオリと美穂(以上、高2)などなど…。現場には来れなかったメンバーたちがクミンに戻ってきてくれと訴えていた。
クミン「みんな…。」
クミンは泣いていた。
理「クミン、東京に戻ろう。もう一度、「梅の実」をやろう!」
クミンは泣きながらうなずいた。
そしてクミンは荷物をまとめて、ぼくたちと一緒に東京に戻った。
これから組織作りの開始だ。
ランキングに参加しています。ぽちっと押してください!