井戸水の水質検査 | 小野建築設計のブログ

井戸水の水質検査

こんばんは。不動産を担当しています川上です。

 

大原野では井戸がある物件も多くございます。

先日も、古家を解体している際に、建物の下から井戸が出て参りました。

 

 

大原野といえども京都市、勿論ですが上水道は通ってますので、現在では

その用はございません。

塩と御神酒でお清めをして、息抜きの筒を入れて埋めることもあるのですが、

家庭菜園を考えられている方にとっては、散水用に大変便利です。

 

気になるのは水質です。家庭菜園用とはいえ、やはり水質は気になります。

井戸水を飲用水として検査した場合、51項目の検査をクリアして飲用水として

使用する事が出来ます。その検査費用は10~15万円となります。

 

ですが、飲用ではなく、散水などに使う生活用水としては以下の11項目が

基本的な検査項目となります。

 

一般細菌・大腸菌・有機物(TOC)・硝酸態窒素および亜硝酸態窒素・

亜硝酸態窒素・塩化物イオンpH値・味・臭気・色度・濁度

 

51項目の中から重要な物を抜粋した内容となり、こちらの水質検査であれば、

3500円~7000円程度となります。

 

今回出てきた井戸はこの11項目に付け加えて鉄とマンガンの含有量も検査に

かけて、より安全性を検査しています。

 

 

検査によって安全がわかれば、井戸もまだまだ利用方法はありそうです。

検査結果は1週間程度で戻ってきます。結果は如何に。