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玩具道楽・・・三昧

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2024.12.13
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テーマ:GUNの世界(4012)
お隣韓国は戒厳令騒ぎで、政権交代は必須。シリアのアサド政権は崩壊するしフランスは内閣不信任案で総辞職。ドイツは連立政権崩壊でアメリカはトランプ大統領誕生と、世界情勢は益々混沌としてきました。石破内閣は相も変わらぬ増税策で、経済復興も遠い未来。内患外憂とはこのことです

さて今回は「ZEKE S&W COMBAT MAGNUM M19-3 6inch」の続きで、詳細編です。



グリップを付けたM19-3 6inchは24Kメッキがとにかく美しい。表面を研磨してからメッキをかけているだけの事はあります。46年規制後の金属モデルガンの金色メッキには長年抵抗がありましたが、マルシンの22Kメッキのルガーあたりから、許容できるようになりました。

最近では綺麗な金属製メッキモデルは機種を問わず、それだけで魅了されるようになりましたから、好き嫌いの感覚というのはいいかげんだと実感します。従来のZEEK KフレームにはC-TECの空撃ち用ダミーカートが付属しましたが、今回は空カートが付属します。



付属の空カートは80年代のWinchester生の実物カートとのことです。ヘッドスタンプは「357 MAGNUM」のみのシンプルなもの。この時期は開発元のWinchester社しか生産していなかったので、メーカー名が刻印されていなかったのかも。



空カートを詰めたシリンダーはこんな感じ。空カートリッジのフラッシュホールの位置が不揃いなのはアメリカ製品らしいところですが、この空カートをエジェクトしたときの音がなんとも良い響で感動します。見た目重視のダミーカートも良いけれど、空カートだけを別売して貰いたいぐらいです。

シリンダーのカウンターボア加工はエジェクターの周囲を大きく円形の加工してからカートリッジのリム部周囲を加工しているリアルな形状。CMCのも同じような加工でしたが、面がしっかり出ているだけで印象が全く異なるから不思議です。



ヨークの内側のフレームには「7K4305」のシリアルとモデル名「MOD 19-3」がキチンと刻印されています。特にシリアルは打刻されたように文字の並びがバラバラなのがリアルで良いですね。

このシリアルについては1976年の1stロットの個体であると取説に書かれているのもストーリー性があって良い演出です。



リコイルシールドの内側は研磨跡は残っていますが、パーティングラインはしっかり消されているので、プラスチックモデルガンとは別の造形のように見えて、よりリアルに感じます(色目の違いも大きいとは思いますが)。

リコイルシールド内側にエジェクションロッドのスレ痕がしっかり付いているのが、ショックです。シリンダーのスイングアウトは手を添えてそっとやっているんですけどね。しりんだーのスイングアウト〜カートのエジェクションは金属リボルバーの醍醐味なので、止められないしどうしたものか。



フォーシングコーン部はM19の弱点である下側のカットが、しっかり再現されています。個人的には銃身を凹みで再現して欲しかったですけど、コスト的に難しそうなので仕方ないですね。所持個体はこの部分に小さな削れ(ランナー痕みたいなもの)があるのが唯一残念な部分です。



痺れるのが、フレームとヨークの間にスキマが全く見られない工作精度の高さ。本体を左側に傾けるとシリンダーの重量でM僅かなスキマが生じるけれど、従来のモデルガンのガタとは比較にならないレベルです。






トリガーはワイドタイプ。ハンマーと同じシルバーメッキで、全体のコントラストに一役買っています。6inchモデル特有のトリガーストップもしっかり再現されているのも良いですね。

ハンマーも同じくワイドタイプ。チェッカリングが素晴らしく、ハンマーの形状もイメージ通りで違和感はゼロ。ZEKEのKフレームモデルガン共通ですが、とにかくハンマーSPが軽くて滑らかなのが気に入ってます。ダブルアクション時のトリガーの感触はピカイチで、空撃ち用ダミーカートは必須です。



左側フレーム刻印は実銃通り4票で「MADE IN U.S.A.」「 MARCAS REGISTRADAS」「 SMITH & WESSON」「SPRINGFIELD ,MASS.」となっています。

2行目の「MARCAS REGISTRADAS」ってポルトガル語で「登録商標」って意味のようですが、実際はどちらでもなくラテン語表記なんだそうです。19世紀終わりにS&Wのリボルバーはスペイン、ドイツ、ベルギー、メキシコなどでコピー製造されていました。

さらにスペインでは、国内で著作権登録されていないものに対しては著作権保護がないと主張して、スペインはS&Wとの軍用拳銃の契約を破棄し国内生産のコピー品の採用に切り替えたそうです。第二次大戦後スペイン国内でS&W社が商標登録を開始したのに伴って「 MARCAS REGISTRADAS」とラテン語刻印をするようになった野が現在までも続いているんだとか。

サイドプレートには、大型のS&Wロゴが入っています。このロゴは1981年頃から右側フレームに移ったようです。



S&W Kフレームリボルバーでお馴染みのリアサイト通称「Kサイト」、全体がカッチリしていてシャープなのと、サイトブレードのエッジが立っていてプレスっぽく見えないので高級感があります。サイトブレードはこの時代に合ったホワイトライン用の溝が無いものになっっています。



フロントサイトはパートリッジタイプ。個人的にはM19の6inchモデルは、このサイトの方が好みです。こちらもエッジがシャープでラインがくっきりしています。金メッキだからキレイだけど反射しちゃうのは仕方ないですね。



マズル部分にはスチール(磁石に反応するので)製のボールが入っています。色が黒いので、ぱっと見違和感はありません。マズル部分を凹ませてライフリングを付ける手法もあったと思いますが、改造防止策をより重視した設計をとったということなのでしょう。


▲ 左からZEKE Pre.M10 5inchi、M19-3 6inch、M15 4inch

今回はM19-3 6inchモデルを細部を中心に紹介していきました。過去のPre.M10、M15とシリーズが進むごとに、完成度が高まっているような気がします。気になる部分が全く無い訳ではありませんが、高価な価格に見合った作りだと思います。

元々リボルバー派ではありませんでしたが、CMC、コクサイ、タナカと良いリボルバーのモデルガンが出る度にリボルバーに嵌まっていったような気がします。ZEKEのKフレームリボルバーはその最終章んふさわしいモデルガンでしょう。

最初のPre.M10を最後にするはずだったのが、既に3挺。M19の2.5inchも欲しいし、スマイソンが出れば手を出すし、M10の3inchも欲しいですね。当分は手持ちのトイガンを処分して資金を溜めることに専念しないとですw

今日はここまで!!!!!!!

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最終更新日  2024.12.13 00:00:51
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