はいこんにちはおんぷ
今日は深夜以外の時間帯で更新できたぞウオー!←

今日で、三週間連続ずっと塾だった地獄の日々が終わりましたキラキラ
明日と、来週の木曜日に行けばもう何もないですラブ
よく頑張ったぜ私!!*

今日夜いきなりスコール降りだしてびびった(笑
うちのマンションにいる猫親子大丈夫かな、と思ったら、
守衛さんたちが、傘を立てかけてあげていました。
優しいドキドキ

うーん今日の絵はねー・・・どうしよかなーwww
実は今日ついったの裏アカ作ろうと思って、その為のへんたいししか・・・
描いてないんですよ・・・
ええいどうせだれもみてやしないんだ、のせちゃえへんたいし☆
$らっど陽和!-へんたいし
/観念してメイド服着やがれこのかわいもこめが!!\




さてと・・・(笑
昨日の続きでーす(´∀`*)!
前編については一つ前の記事をお読みください。




太妹/捏造/血表現/死ねた注意!↓



ものもらい 続き



妹子はその日の昼過ぎに息を引き取った。

人々の介護もものを言わず、

まるで最初から決まっていたかのように、

安らかに、妹子は永眠した。

若かった。

どうもあの妹子の周りで死んでいた豪族達は、

私の寝込みを襲いに、つまり私を暗殺しに来たそうなのだった。

その足音を聞きつけた妹子が、こっそり私の布団から抜け出し、

私を守ってくれたのだ。

なんにしろ5対1だったため、なんとか全員倒したものの

妹子自身が深い致命傷を負ってしまった。

彼はちっとも泣かず、最後まで私に笑いかけてみせた。

私は始終妹子に泣きついて、

お前はなんてバカなことをしたんだとわめき、

困った顔の妹子は、いつものようにそんな私を叱った。

愛しい人の顔に白い布がかけられたあと、

私の涙は嘘のように流れる事を忘れた。

時が止まったかのようだった。

思い足取りで私はその部屋を後にし、宮を離れ、一人歩いた。

歩いて歩いて、気がついたら、いつもの丘の上にいた。

いつも彼を連れてきたこの場所。

飛鳥の地を見渡す事のできる、美しい場所である。

私は大きな木の下に腰をおろした。

こんなこと、おこるはずもないこと、

起こるなんて思いもしなかったし、

今も、あんなことがあったなんて確信していない。

何を失うよりも辛い事、全ての痛みの上を行く出来事が。

いつもここで二人で遊んだ。

いつも妹子は、ここに私といた。

心の中から聞こえるその声が悲しくて、私はうつむいた。

側にいたい、一緒にいたいといつも願い、ある程度無理矢理叶えた。

しかし、本当は、そう願えば願う程、

君は視界から外れて行ってしまっていた。

これから毎朝どう起きればいいのだろう。

そう考えただけで、絶望した。

いつだってここにいた君の姿かたちが、

もう分からなくなってきた。

輪郭のぼやけたその虚像は、本当に私の愛する妹子だったのか。

君がいなくなるなんて、ほんとうに、考えも、しなかったんだ。

私は仰向けに寝転がった。

空が青く、突き抜けるような高さを持っている。

その青の中に、透明色の彼がとけ込み、

こんな私を見下ろしている気がして、

吸い込まれるようなその青に、私は思わず声をかける。

「妹子、きこえてるか?元気でやってるか?」

妹子は、まだ離れてからたったの数時間ですよ?

と苦笑しているかもしれない。

もちろん答えはない。

耳元で鳴る草の音を聞きながら、私は言葉を紡ぐ。

「ねえ妹子、知ってる?
お前はね、私の中のなによりも、一番心の近くにいたんだよ。
お前が選んでくれたんだ、広いこの宇宙のなかから、
私の鼓動の隙間を、お気に入りの場所にしてくれたから。
だから・・・」

だから、お前は私の一部だったって、そう考えてもいいよね?

そう思いこむ私の脳に罪はないよね?

そこまで考えて、はっとした。

また私は自分の事ばかりだ。

自分をかばって生きてばかり・・・

だから妹子にも、死ぬ直前まで迷惑をかけた。

なんて、莫迦だ。

私は自分へのいらだちで、顔を歪めた。

そういえばいつもいつも、私は彼に心配ばかりかけてきた。

私の中の弱音、迷い、愚痴。

全て彼に吐き出し、見せびらかしてきてしまった。

私が、死ねば良かった。

妹子はなんてバカなことをしでかしたんだ。

私が代わりに傷を負えば済む事。

一人でなく二人で戦えば、致命傷を負う事もなかったであろうに。

空をあおぐ。

今となってはもう遅い。

私は十分に彼を愛して上げられただろうか?

彼は私を最後まで好いていてくれただろうか?

彼に、私を好きで居てほしかった。

だって私を救ってくれたのは、妹子だったから。

私のこの腕で、耳で、目で、あの子を見つけたんだ。

そして彼は、そんな私を選んでくれた。

痛々しかった、あの若い日の私に、本当の私を見せてくれた。

そうだよ妹子、君の手で、私は本当の私を見つけたんだ。

初めて私に、出会ったんだ。

そうだよね妹子。私は君が大好きだった。

木がざわざわ、と鳴った。

強い風が吹く。

まるで妹子がそこにいるかのように。

返事を返しているかのように。

そう考えてみたら、なんだか、

心に空いた穴が、少しだけ、暖かく染まる気がした。

妹子の言葉、存在、全てがまた鮮明に蘇ってくる。

「ありがとう妹子」

立ち上がって、ズボンの汚れを払う。

私達は、近すぎたようで、遠すぎたね。

二人が一つになれたらいいのにと、

幾夜も願い、近づき、遠のいたあの距離の意味。

どうして今頃になって、私の記憶はそれを語りだすのか。

ねえ妹子、分かったよ。

どうしてあんなに辛かったのか。

あのね、一つの魂が二つになったんだよ、私達は。

もともと一つだったんだ。

この世に産み落とされる前まで。

だから、すぐに私達はあえただろう?

きっと今回も大丈夫。

すぐにまた会えるよ、だから、待っていて。

お前があの時私に囁いた言葉は決して忘れない。

「すぐそっち行くから、覚悟して待ってろよこの芋助!」

私は、大空に向かって叫んだ。

とまっていた涙が一筋、頬を伝った。

ぐいとそれを拭うと、ある命令をする為に、

宮へ戻る道と駆け出した。



妹子の墓は、あの丘に立てられた。

私が命令したとおり、飛鳥の地を見渡せるように、

派手すぎず、地味すぎずの、美しい墓がたてられた。

あの時妹子は私に言い聞かせた。

生きろ、と。

強く、自分の分まで生きて、そして勲章でも下げて

こっちに帰ってこいと、そう笑顔で言った。

「妹子、お前の言う通り、メダルかなんかもってかえってやっからまってろ」

涙はもう出ない。

涙の数だけ笑えと、これも妹子の言葉だ。

あいつももっともらしいことを言うなあと、

そう考えて、彼の怒った表情を思い浮かべたら、

くすくす笑いがとまらなくなった。

イモの癖に。

冠位5位のくせに。

反対から読んだらイナゴじゃねえか。

私の笑い声を妹子も聴いていたのだろうか、

静かな木漏れ日が、ふわふわと私を包み込み、

笑うように優しく揺れた。



お粗末様でした!
ずっと書きたかった妹子の死ねた話が書けた・・・
本当は漫画にしたかったのですが、時間が無くて(泣
遣隋使は何しても笑顔になれるし、泣けるから困ります本当(笑
先に天国に来た妹子と閻魔の話もかきたい・・・な・・・
閻妹ルート発生だ!!ひゃほぃ!!←
まあおまえらほんとしあわせになれ・・・!


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今日も小説風に(笑
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