女性ならではの嫌さ…みたいなのはあるよね。
どろっどろのねっちゃねっちゃな感覚。
真梨幸子さんはそれを描くのがすんごく上手だと思う。
嫌ミス好きやわ~。
読んだあと引きずるんだけどやめられない。
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「孤虫症」 著者 真梨 幸子

 

★★★☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

優秀な小学生の娘、大手電気メーカー勤務の優しい夫、新築高級マンションに住む主婦は一見何の不満もないような境遇にありながら、週に3人の男と不倫関係にあった。

その不倫相手が全身に紫色のコブができる奇病で相次いで死亡してしまう。

そして主婦にも寄生虫が…。
身体中に虫がいると言い残し右手切断後失踪した主婦の妹と夫は真相を探ろうとする。

 

 

 

重かったわ~なんか。読んでてどんより。
すべての登場人物がどっかおかしい感じで。
結果犯人とか原因とかいろいろ判明はするんだけど、どこか釈然としないところもあるな。
精神に異常をきたして失踪するかどうかはわからんわけで。

 

孤虫症
 

まぁ女のどろどろした嫉妬や妬み、どっか日常に溜まる不満はすんごい身につまされる感じ。
周囲から見てなんの不満もなさそうでも、中に入ればいろいろあるってことやね。
 

しかし身体の中に虫って気持ち悪すぎ。怖すぎ。
実在する病気だと知ってこれからは豚肉は気をつけようと思いました。…それだけかい。


この作家さんは女性の狂気を描かせたらすごいね。

奥の奥まで抉り出す。

しかし寄生虫は怖いね。

この小説読んでから豚肉はほんっとに気をつけるようになったもん。

この作家さんは嫌ミスの第一人者でもあると思います。

 

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結婚してても恋しちゃうのは止められないよね。
それはわかる。
けどさ~。やっぱり体の関係持ったらあかんわ。
まぁ心の不倫ってのもキツイけど。
私の推し活は不倫ではありません。
なぜなら相手に認知すらされてないからです!
えーん
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映画「夜明けの街で」 2011年日本映画

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

監督 若松節朗
出演者 岸谷五朗 深田恭子 木村多江

 

大手ゼネコンの電気設備部門の課長、渡部は不倫なんて馬鹿がすることだと思っていた。
ところが派遣社員の秋葉と出会い逢瀬を重ねるうちどんどん彼女にのめり込んでいく。
ある日秋葉の思いがけない告白を聞く。
もしかすると彼女は殺人犯かもしれない…それでも愛している…。

 

 

不倫をしている男を第三者の目からみたらどれだけみっともないか…がわかるかも。
でも深きょんほどの美女ならこれはしゃーないわ…と思ってしまうとこがこの映画の失敗な部分。
せっかく岸谷五朗とか木村多江といういかにも不倫にぴったりなリアルな役者を使っているのに、深田恭子はあかんわ。
綺麗すぎるやん。あんな派遣社員いないって!!!
あんな派遣社員いたら一発目の会社で結婚相手見つけてるって!!

 

東野圭吾さん原作やからミステリーなんかと思ってて、いやに淡々と不倫が進むし、深きょんが悪女とかそういうのかと想像してたらなんか違うし。
ものすご良い子やし。
まぁ多少殺人事件も絡めてはいるけど、別にいらんちゃう?ってくらいのエピソードにしか思えなかった。
 

すごい重々しくラストに関係者を集めて重大告白!みたいな感じやったけど、まぁそのくらいは想像つくやん…みたいな。

ただただ真面目なサラリーマンが恋に狂うとこうなるかもなぁ…という観てて痛々しい感じ。
 

夜明けの街で

 

深きょんが不倫する女は絶対に期待しちゃいけないんだって言うセリフはなかなかリアルな感じ。
離婚するから、最近妻と上手くいってなくて、等々男は言うかもしれんけど、離婚のごたごたに耐えられるほどの強い神経を持ってる男は少ないと思う。
奥さんに別れを言いだしても、おそらく奥さんがごねるだろうし、そうなると家庭も地獄、なかなか離婚できない男にいらつく不倫相手に責められこっちも地獄というね。

あほやな~みたいな。

 

この映画でも不倫に夢中になってる渡部を戒める親友がでてくる。
この人が一番正しい事を言ってる。
おそらく渡部は奥さんに子供を盾にして責められたら強く離婚できないと思う。
不倫だってきっぱり断ることができずに、ずるずるそういう関係になったわけやしね。
自分から誘って不倫しようしようとする男はここまでのめり込んだりしないと思う。
相手からちゃんと水を向けられて断られないとわかって初めて関係を持てるようなヨワヨワ男は不倫に向いてないわ。
奥さんも不幸やわ。
不倫するなら一生ばれないようにできる男しか不倫したらあかん。

 

しかし木村多江さんって普通に奥さんしてても情念どろどろの怖い感じがするなぁ。
不倫に気が付いててサンタの人形握りつぶしたりしてるんやけど、それを捨てずに置いておくとこがまた怖いわ。
ああいう何もかも知ってて知らないふりする女が一番怖いな。

私は浮気しているなと思ったらとことん問い詰めてしまうわ~。
追いこんでしまうわ~。
んで、ムカつきが頂点に達したら離婚!!って自分から言ってしまうわ。
大体、離婚なんて自分から言いだした方が傷が少ないねんな。
相手から言いだされるのが一番傷つくわ。
そやし気配を察知したら自分から言いだすわ。

奥さんが実は浮気を知っていた…とわかって渡部は「これから死ぬまでこの地獄は続くんだ」と言ってたけど、その地獄を作り出したのは自分やからな。
確かに浮気を直接責めるような奥さんの方が、これから暮らしやすいとは思うけども。
ああいうタイプは粘着質やから、にこにこしてても心の中は…みたいな怖さがあるから。
それでも元は渡部が不倫したのが悪いわけで同情はしないけども。

もっとどろっどろのねっちゃねちゃの不倫物語かと(木村多江さんいるから)思ったけど、案外と明るい感じもあったな。
深きょんの可愛さと、岸谷さんのどうしようもない中年男の可愛げのせいかもな。

せっかく東野圭吾さんやしもうちょっとミステリー要素が欲しかった気もするけど、不倫の末路みたいなものを知るには良い映画やね。
深きょんと良い仲になれれば多少家庭がとげとげしくなってもいいわ!って男は多そうやけどね。

深きょんじゃなくもうちょっとリアルにいそうな人にすべきやった気もするな。
そこを除けばなかなか興味深い不倫映画でしたわ。

 

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小説も好きだけど漫画も大好き。
まさかこの歳になっても読んでるとはね。
子供の頃から漫画大好きだったわ。
歳を取ってもきっと死ぬまで漫画読むだろうなぁ。
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漫画「YASHA夜叉」 著者 吉田秋生

 

★★★★★(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

沖縄の離島で母親と二人幸せに暮らす静(せい)。
ところが12歳になったある日突然見知らぬ男たちがやってきて母親を撃ち殺し、静はアメリカへと連れ去られてしまう。
彼は遺伝子操作により生まれた特別な人間だったのだ。
脳における神経伝達組織が発達していることにより、天才的な頭脳に驚異的な身体能力を秘めていたのだ。
彼は実験材料として、また、製薬会社の研究者として育ち、18歳にして博士号を取る。
唯一彼の味方である博士により日本へと戻ることになる。
しかしそれは彼の身近な人間にとって危険なことでもあった。
果たして彼の運命は…。

 

 

いや~めちゃくちゃ面白かった!!
人類を超える超人類が現れたら…。
それを怖がり殺そうとするもの、実験材料にしようとするもの、利用しようとするもの、様々入り乱れて彼らを狙う。
それぞれがそれぞれの主張で、静たちを自分たちのものだと主張し、手に入れようとする。
あるいは殺そうとする。
だから静は戦うことになってしまう。
自分の周囲の愛する人を守るために。

 

夜叉2

 

静は幼い頃から天才だったが、周囲に知られてはいけないと母親に言い聞かされていたので、勉強はできないふりをしていた。
聴覚にも優れ超音波まで聞き取れるほどだったが、それも当然周囲には内緒にしなければならなかった。

沖縄の離島でのんびりと温かな人々に囲まれ幸せに暮らしていたが、それは突然終わりを告げる。
母親は研究所から逃げ出し静をかくまっていたのだが、居場所を知られてしまい、元々遺伝子実験を行っていた製薬会社の研究所に連れ戻されることになる。
逃げ出したら沖縄での仲良かった人々を殺すと脅され自らを売り渡すことで彼らを守る静。

実験材料として診られていたため、ひどい扱いを受けていた。
 

いくら天才として生まれても出生がこれでは救われないな。
突然変異ではなく、人工的に作り出された「化け物」と呼ばれる静。
ひどすぎる。普通に人間として感情を持ち、なんら変わりはないのに。

一番ひどいのは、静には一卵性の双子の兄弟がいたこと。

 

夜叉
 

日本にきて、双子の片割れに出会うのだが、彼は幸せな幼少期を送ってはいなかった。
同じく研究所から連れ出され、日本で巨大な権力を持つ一族に引き取られていたのだ。
けれどやはり化け物と呼ばれ虐待を受けていた。
なんとか養父に気に入られようとするけれど、養父は静のほうを気にかけていた。

 

もうね、この双子の運命が過酷すぎて可哀相すぎて胸が詰まる。
お互い超人的な能力を持っている、たった二人の兄弟。
通常の人間とは違うから、彼ら二人にしかわからない世界に生きる。
お互いを理解できるのはお互いしかいない。

なのに、憎しみあい傷つけ合い殺し合う。
結局は身勝手な人間たちが起こしたことなのに、なぜ彼らがその責任を負わなくてはいけないのか。

 

静の周囲には素敵な人たちが集まる。
彼が何者であっても揺るがない愛情を持つ人々。
ところがもう一人の兄弟、凜にはたった一人の心許せる相手しかいなかった。
双子であるがゆえに、意識をリンクさせることができたので、凜は静の幸せな生活を垣間見ることができた。
だからこそ余計に憎しみが募っただろうね。

自分の境遇とかけ離れた暮らしを送っていた静にたいし、憎しみが起こるのは仕方ないだろうな。

 

結構この漫画はスケールがでかくて、余計な人間たちは抹殺して、人口を減らそうとする高官たち。
高齢者が重篤化するウイルスを撒いて、人間を淘汰しようとする。
そのウイルスを生み出したのが、凜だった。
人類を減らし選ばれた人間だけの世界を造ろうとしたのが凜の義父である。
そのために凜を利用したのだ。

なんか有りえそうな話でね。
今の日本だって高齢化が進んで医療費がかさんでいる。
年金も若い世代の負担が大きくなりすぎている。
高齢者を少し減らそう…という意思があってもおかしくはない。
そういうときの淘汰される側の高齢者の中には、それを行おうとするじじいたち自身は入ってないんだよなぁ。

 

なんかリアルでそれでいて夢物語のような不思議な感覚を覚える漫画。
優しくおだやかだった静が徐々に鬼に代わっていく様子がもう可哀相で可哀相で。
親しい人をウイルスで殺されてから静は変わっていった。
自分のせいで愛する人が死ぬのが耐えられなくなっていったんだよね。

運命の双子を中心に、周囲に集まる人々の思惑、善い人悪い人、様々出てくる。
その人間模様も目が離せない。

そしてラスト。
こういうラストしかしょうがないとは思うけど、あまりに哀しい。。。

最後の巻はもう泣きながら読んだわ。
涙が止まらないねん。
静が凜に「今度は同じおふくろのお腹から一緒に産まれてこような…」と言うシーン。

うわあ思い出しても泣ける!!!
凜と静はそれぞれ違う代理母のお腹から生まれてきたからね。
それぞれ育った境遇が違っただけで、あれだけの違いが出てきてしまった。

これやばい!
なんで今まで読まなかったんだろう。
少女コミックとは思えない。
よくこのストーリーを少女漫画でやってたなぁ。
主人公がイケメンってだけで、内容は少年か青年コミック向けやと思う。

今ならもう結構安くで手に入るので全巻買いをおすすめします。
ほんっとに素晴らしい漫画でした!!!
人間の愚かさとか弱さとか素晴らしさとかがぎっしり詰まった良本です!

 

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何も考えずに観れる映画も好き。
考察観ないとわからんようなのも好きやけどね。
観る時の体調や気分によっても違うよね。
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映画「Mr.&Mrs.スミス」 2005年アメリカ 

 

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

監督 ダグ・リーマン
出演者 ブラッド・ピット アンジェリーナ・ジョリー

 

ジョンとジェーンは情熱的に出会い恋をし結婚した。
実は二人は別々の暗殺組織の殺し屋。お互いにそれを隠して結婚生活を送っている。
ところが最近マンネリ気味。そこでカウンセリングを受けることに。
そんな時、それぞれに暗殺依頼がくる。しかも同じ人物を殺すことになってしまう。
ターゲットのいる場所でそれぞれが殺そうとするがお互いが邪魔をすることに。
しかも二人ともが暗殺を邪魔した相手を殺せと命令される。
お互いの命を狙いあうことになった二人。果たしてその運命は?!

 

 

ブラピがめちゃカッコ良く、アンジェリーナがめちゃめちゃ綺麗な映画です。
美男美女で強くてビジュアル的に最高な映画。

 

Mr&Mrs.スミス

 

ストーリーは単調で普通なんだけど、アクションと二人のスターのおかげで面白いと感じられるのかな。
いろいろな仕掛けと、お互いが過去を告白しあう場面は笑えた。
 

しかし、お互いに大きな秘密を抱えてる二人がマンネリ化するんかなぁ。
やはり夫婦の間といえどもなんか秘密があったほうがお互いにやさしくなれる気もするし。

ラストが、え??これで終わり??って思ったのが残念。
別に観客にラストをゆだねるとかそういう感じでもなく唐突に終わった気が。
お互いに暗殺者として仲良く生きていこうみたいな結末でもよかったんちゃう?
なんであんな後味悪いとこで終わるかなぁ。
こういうのはすっきり終わってほしいわ。

でも、ブラピファンとかアンジェリーナファンにはおすすめ。
ビジュアル最高!!!

 

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つらい目にあってばかりの女性が折れずに頑張り
幸せをつかむ…のは小説でも映画でも大好き
自分にはできないとは思うけど
なんとなく前向きになれる気がする。
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本「明日、天使の住む街で」 著者 ジョアン・ロス

 

★★★★☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)


クリスマスイブの夜、アルコール中毒症の父親により母親を射殺された3姉妹。

一番下の妹テッサは養子に、次女のレナと長女のモリーは過酷な運命を背負い生きていくこととなる。

モリーは修道女となり、レナは幼い頃からの不安定な生活のため自立できない女性へと育つ。

 

 

 

いや~読んでて何度か涙が…。
感動したわ~。
しっかしモリーの強さって並大抵じゃないねぇ。
どれだけつらい目にあっても立ち上がり前を向く。

不撓不屈の精神って誰もが持ってるものじゃないからね。

 

明日天使が住む街で


なかなかこれは無理じゃなかろうか。
普通心が折れるわ。。

 

こういう女性の前向きな小説は好き。

私も頑張ろうと思えるから。


めっちゃ面白かったです。

 

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韓国ドラマも海外ドラマも大好きなわたしですが
時々ハマらないのもあります。
たま~に。
途中で観るのを辞めちゃうときもあるけど
最後まで観るものは基本面白かったということで。
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「聖なるアイドル」 2023年韓国ドラマ

 

★★☆☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

脚本 イ・チョングム
出演者 キム・ミンギュ(ヨヌ、ランブラリー) コ・ボギョル(キム・ダル) チャン・ヨンナム(魔王)

 

全12話【U-NEXT】

異世界で大神官だったランブラリー。
彼は民に愛され神に仕える誠実で神の力を持つ大神官だった。
ところが理由もわからず現代のソウルへと飛ばされてしまう。
そこでは無名アイドルのウ・ヨヌと魂が入れ替わってしまい芸能活動を余儀なくされる。
元の世界へと戻るには芸能界で成功しなければならない。
ワイルドアニマルというグループの一員であるウ・ヨヌは大神官と入れ替わる前は相当わがままだったらしい。
ワイルドアニマルのマネージャーであるダルはひそかにウヌのファンであったが、入れ替わった大神官をなんとかアイドルとして成功させようと奮闘することに。
そしてソウルには大神官の敵である魔王も出現していた。


 

主演のキム・ミンギュはドラマ社内お見合いで秘書として出演。
この時は可愛い人だな~という印象。
ヒロインのマネージャー役のコ・ボギョルはハイバイママで後妻の役してた人。
その時も思ったけど、顔はめちゃくちゃ可愛いんだけど表情に乏しいという印象。
このドラマでもやっぱり喜怒哀楽が少し乏しく感じてしまった。

異世界転生ものが大流行りの昨今、同じようなドラマかと思いきや、なかなか設定は凝ってたかも。
126歳の大神官が現代のソウルでアイドルをやる…面白そうやん?
ただね歌って踊ってのシーンはほぼないのよ。
割愛されててさ。
まあ基本無名アイドルという設定ではあるのでそこまで活動してるわけではないんだけども。
それでもやっぱり韓国アイドルと言えば歌とダンスでしょうに。
そこを省かれてたのは残念。

 

聖なるアイドル

 

あとね、あまりにもファンタジー色が強すぎたかも。
魔王とか、あまり意味わからんかったわ。
大神官を殺したいらしいんだけど、大神官であるランブラリーが神の力を無くした時に殺さなかったんよね。
そのあと何度も殺そうとしてくるんやけど、いやいやあの時なんで殺さなかったん?みたいな意味不明の行動があちこちにある。
もしかしたら私の理解力不足かもしれんけども。

 

恋愛もね、全然胸きゅんせんのよ、これが。
アイドルとマネージャーの恋なんてきゅんきゅんするでしょ普通。
まぁ真面目で恋愛に不慣れな大神官というのはあるけどさ。
一番期待している恋愛要素があまり刺さらなかったのは残念。

ストーリーもちょっと破綻気味ちゃう?
そうでもないのかな。
冥界の王とかさ、神とかさ、魔王とかさ、出してきてるわりにはみんな人間くさくて。
神なんてそんなものかもしれんけども。
 

ヒロインもアイドルも顔はいいんよ。
なんだけど、ちょっと手放しで面白かった!とは思えなかったかな、私は。
大神官いつもやられるし、何がしたいん?と。
魔王も神も何がしたいん?と。
 

珍しく韓国ドラマにしては詰め込みすぎなのか、キャラ設定が良くないのか、わかんないけどあまりドはまりせんかったわ。
私の好みがツンデレ男子やからかも!!

 

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一番ハマったのはこれだな~↓

 

 

 

 

 

 

 

人間と動物が共存していけたらいいけどね。
自然壊さないように…言われても人間も住むところが必要やし。
壊しすぎるのがあかんのやわ。
猿もクマも住める程度に残しておかなあかんわ。
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本「猿と人間」 著者 増田 俊也

 

★★★☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

父と鴨猟にやってきた高校生の英輔。
人里離れた村はたった一人の老婆が住んでいた。
老婆も娘に引き取られる予定で退去の準備を完了していた。
しかしそんな時、住むところを追われた猿たちが一頭の巨大な猿に率いられ襲ってくる。
父親は猿に殺され、近くに研究に来てた学者や大学生も殺されてしまう。
なんとか生き残った英輔と、一人の女性大生、そして老婆は猿に囲まれ絶対絶命になってしまう。果たして…。

 

 

「シャトゥーンヒグマの森」の作者さん。
これも読んだけどものすごい臨場感と凄まじいほどのヒグマの怖さが書かれていてめちゃくちゃ怖かった。
そして本作は、ニホンザルの大群に襲われる。
 

いや~猿もめっちゃ怖いな。
確かに力が強く凶暴なのは聞いたことあるわ。

ほら、志村けんがテレビ番組でチンパンジーのパン君と一緒に色々遊んでたの覚えてるんだけどさ。
あれも、チンパンジーは大人になると危険だからってパンくんは引退したはず。
可愛いし賢いし猿が凶暴化するなんてあまり想像できなかったけど、やっぱり怖いもんだな…と思ったことを覚えてる。

 

猿と人間

 

今回は、人間に住処を追われたあちこちの猿が集まり、巨大な一頭のボス猿によって統制され、人間を襲うようになる。
たまたま鴨猟に来ていた親子が襲われ父親は殺されてしまう。
高校生の息子はなんとか生き延びるんだけど、何度も何度も猿と死闘を繰り広げる。
この子がすごいのよ。
身体能力も高いし、適応力もすごいし、判断とか処置とか完璧なの。
ちょっとすごすぎてリアリティがないくらい。
でも、相手の猿もすごいから、これくらいすごい高校生じゃないと太刀打ちできないから仕方ない。

 

ヒグマも怖いけど、サルも怖いわ。
特に群れになるともう。
よく、人間の持ってるカバンや帽子を取って逃げたりもするよね。
賢いだけに余計たちが悪い敵になりそう。

シャトゥーン ヒグマの森、も本書も結構グロイシーンはあるから注意。
人間喰うからね。
猿ってなんでも食べるんかな。肉食?
なんとなく、果物とか木の実とか食べるイメージだけど。
肉も食べるんかなぁ。
本書の猿は食べる。
 

秋が結構深まってきた季節の設定なんだけど、山だから寒いわけよ。
その寒さも猿に負けずおとらず命を落とす敵となる。
寒さとのどの渇きと猿、この恐怖ががんがん襲ってくる。
こういうパニック小説大好き!!
怖いけど。
たぶん私だったら秒殺だけど。

猿って身軽だし、動きが素早いし、牙と爪を持ってて力も強い。
まず素手の人間はかなわない。
大人の男性であっても負ける。
これが恐ろしいわ。
当然、銃なんて当たらない。
ジャンプ能力も高いしね。
数メートルなんて一瞬でジャンプしてくる。
勝てる要素がない。

そこに高校生と女子大生と老婆が立ち向かうわけよ。
もうわくわくしかないやん。
またおばあちゃんがいい味出しててね。
一人っきりで村に住んでるんだから豪胆ではあるわ。
けど、それも限界でとうとう娘の元に引き取られる前日に猿に襲われるという。
なんというタイミングの悪さ。

こんな強いおばあちゃんになりたいわ(無理)。
両手に鎌を持って猿と戦うねんで。
かっこよすぎるわ。

 

さて、サルの大群と戦う三人の行く末は…。
ぜひ読んでみてください。
まぁこれを読んだらきっと猿が嫌いになるはず。。。。。。
私はシャトゥーン読んだし、これも読んだからもう山にはいきたくないわ。
特に冬。
両方、舞台は秋から冬だしね。
ただ、どちらの小説も元は住処を壊していく人間のせい…でもある。
自然を自然のままにしておかないと、手痛いしっぺ返しを食うかも…という警告小説でもあるんかな。
すでに、気候がおかしくなってきてて異常気象やもんね。
人間は地球に住まわせてもらってるんだけど、自らの手で環境を壊していった。
どうか対処が手遅れでありませんように。

と説教臭い終わり方になっちゃったけど、パニック小説としてほんと良くできてるとは思う。
猿の怖さを思い知ったというか。
ただ終わり方がね、ちょっと唐突な気はしたかな。
もう少し後まで書いててほしかったなぁ。
でもこういう小説好き。
動物が反撃してくるようなお話。
もっと読みたい!
ゾンビもの、動物パニックもの、感染系、宇宙人系、サバイバル系、ホラー系、が大好きです(誰も聞いてない)。
あ、恋愛系もミステリー(特にクローズドサークルもの)も好きです。
積読本、おそらく200冊くらいある。数えてないけど。
死ぬまでに全部読めるかどうかちょっと不安になってきてる今日この頃です。

 

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結婚詐欺って罪だよなと思うけど。
ホストもそれに近い気がする。
人の気持ちに付け込んでお金を取る…のは
本当に罪深いと思います。
ある意味宗教も同じなのかもな。
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「夢売るふたり」 2012年日本映画

 

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

監督 西川美和
出演者 松たか子 阿部サダヲ 鈴木砂羽 田中麗奈 木村多江

 

小さな居酒屋を営む夫婦。
ところがちょっとした不注意で火事を起こしてしまい何もかも失くしてしまう。
なかなか立ち直れない不甲斐ない夫はつい浮気をしてしまう。
浮気がすぐ妻にばれるが、その浮気相手から大金を貰ったことで妻の中にある思惑が…。

 

 

 

阿部サダヲさんと松たか子さんだしなんか明るいタイトルだしコメディかな~と思って軽く観てた。
いやいやいやいやいやいや!重いし!!なんか絶望にむかって突き進む感じだし!
観たあとどよ~~んとしてしまった。
まったくコメディじゃないです!

 

せっかく上手くいっていた居酒屋が火事で焼失しちゃう。
そりゃ落ち込むよね。
お金もきっと借金だったろうし、でも繁盛してたのに…って。

けどさ~。
料理の腕はあるみたいやし、奥さん明るくて人気者っぽいし、再生いくらでもできると思った。
なのになぜか阿部サダヲ演じる夫はだめだめで…。
奥さん頑張るしかないわなぁ。
なのに、浮気してくるし…。

一度は腹を立てて札束を焼き捨てようとするんだけど、気が変わる。
夫は優しく人当たりもいいし孤独を抱え一人さびしく生きる女性をダマしお金を貰おうと。

ま、普通、奥さんはこんな事考えないと思うけども。

 

夢売るふたり
 

たぶん、自分が苦労しているときに浮気したどうしようもない夫に復讐の意味は当然あったんだろうな。
それでもどんどんお金がもらえてくると、だんだんそれを罪悪感なしにとらえるようになってくる。

そして松たか子はどんどん壊れていく。
内心では公認の浮気とはいえ、やはりきついものがあったんだろうな。

 

その反面阿部サダヲ…。
この人も壊れてる人間を演じてる。
優しいし、詐欺相手にもすごく人間として大事に付き合ってて、妻に無理やりさせられてる風やけど、実は違う。
きっとこの人は誰相手にも優しいんだろう。
それが当たり前のように生きている人。
だからお金をもらうことが最終目標だとしても、いつも通り優しく丁寧に本気で相手に付き合ってる。
だからこそ相手も騙されるわけで。
こういう一見無邪気な感じに見える人が怖いと感じた。

本気で相手と付き合ってるから、相手がオリンピックを諦めると言えば泣いて諦めるなと言えるし、相手が性質の悪いチンピラに捕まってるなら本気で助けようともする。
そら、騙されるわ。
でも決して心底妻と別れてその相手と結婚する気なんてないのだ。
 

妻を責めることで罪悪感から逃れてたのかな。
奥さんに無理やりさせられてて、自分がしたいわけじゃない、と。

でも松たか子にしたらそんなことはしたくない、無理だと夫が言えばそれで済んだ話なのかもと思う。
なんかお互いがお互いを責めてて、罪悪感を消そうとしてて、理想のお店さえ持てればそれですべて円満解決だと思い込もうとしてる感じ。
もうすでに夫婦としての関係は破たんしてる。

 

あと、この映画観ててすごいなぁと思ったのは、「女」というものをリアルに見せようとしてるなってこと。
松たか子がトイレに座ってて、下着にナプキンを当てて履く。
これいちいち画にする必要あるか?というシーン。
自分でオナ〇ーしてるシーンもある。
結婚してるけど一人。結婚したくてもできない女性とどこが違うのかということなのかな。

とにかく阿部サダヲは優しく親身に相手に接してて、それもめちゃくちゃ違和感。
相手の親とも仲良くしたり子供の面倒みたり。
お金貰ったらばいばいだよね?大丈夫?そんな身内に入り込んじゃって…とこっちが心配になる。
これでああこの人も壊れてるなぁと思った。
罪悪感がないからできるし、いくら相手と仲良くなろうとも最後は別れる…ということをすんなり受け入れてて日常になってる感じ。

最後までこの人は善い人。
いや騙してお金取ってるんだから悪い人なんだけど、子供が犯した罪を自分がすべてかぶって刑務所に入る。
やはり普通に人に親切に優しくする人なんだろうな。
他にはなんにも考えてない。
本気で優しくしてるんだからその分罪が重いとも言えるわ。

 

ラスト…当然のように二人の結婚詐欺はバレて悲惨なことになるんだけど。。。。

なんで?ラストシーン…。
阿部サダヲには悲壮感もないし、普通、今までと変わらない表情のまま。
松たか子は人を信用しない目をしてがむしゃらに働いている。なぜ?

すべてネタばれはしないで書きたいので難しいけど、結局この二人はどうなるのだろう。
もう少し突っ込んで描いて欲しかったかも。
え?終わり???と思ってしまった。

たぶん阿部サダヲはあの性格のまま生きていくんだろう。
一度壊れてしまった松たか子はどうやって生きていくんだろう。
そういう所まで見せてくれたらもっと高評価なのになぁ。

とにかく観終わったらなんとなく落ち込む映画です。

 

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死にたくなることってあるよね。。
自殺は良くないとわかってても実行してしまう。
それもわかる気がする。
残された者がうんぬんはよく言われるけど…。
死にたい人には響かないと思うわ。
それでも人間みんないずれ死ぬので
できれば自分では死なないで欲しい。
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漫画「僕らはみんな死んでいる」 著者 きら

 

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

高校生の凜はいじめが原因で自殺した。
ところが目覚めると見知らぬ場所、そして見知らぬ人々がいた。
そこは天国で自らを神様と名乗るものが「ラブゲーム」を始めると宣言する。
この中で本気で愛し合った二人だけが生き返ることができるという。
生き返りたい人たちはラブゲームに臨む。

 

 

 

18歳の凜はいじめで手首を切って自殺する。
目覚めるとそこは天国で、男女8人が集められていた。
彼らはすべて同じ日に死んだ人たち。
その中で本気で愛し合った二人カップルだけが生き返ることができるという。
 

登場人物は

凜…女子高生
ユアン…超人気俳優、ハーフ、薬のせいで死んだ?
大樹…25歳年上の恋人がいる、たばこの不始末で焼死
静江…37歳マジシャンの恋人に殺される
真…急性アルコール中毒で死亡。真面目で地味
アリエル…外国人モデル。過食症で太り脂肪吸引施術で死亡
弘…ミュージシャン志望。事故で死亡
賢一…45歳バツイチ。じつはカツラ
茜…ユアンの後追い自殺をした女子高生。ユアンの大ファン

この9人でラブゲームをすることになる。

みんなそれぞれ事情を抱えており、それが徐々に明かされていく。

 

僕らはみんな死んでいる

 

特に超人気俳優のユアンには深く暗い過去があった。

ま、それもすべてだんだん明らかになるんだけど、とにかく面白い。
それぞれのキャラも魅力的だし、なにより悪い奴が出てこない。
こんな良い人たちなら一緒に暮らすのも悪くないなぁと思ったわ。

天国のシェアハウスって感じ。
個別に部屋があって、なんでも神様に望めば出してもらえる素晴らしい環境。
でも凜を除いてみんな生き返りたい。
いや、まぁ茜も微妙なんだけど。

 

それぞれの人間模様もいいし、みんなの気持ちの変化もいい。
神様の正体は実は…というのも良かった。

タイトルはおどろおどろしいけど、ホラーじゃないです。
どっちかと言うとコメディタッチでそれでいて結構深いものがあったりして。

こういうの好み。

神様と名乗るものもなんか含んでるものがありそうで、最初からわくわく。
もし自分が死んで大ファンのタレントがいたら…。
そら、その人と相思相愛になりたいわ~。
茜がそういう立場なんだけど、彼女がまた可愛い。

普通こういうファンって性格悪そうなんだけど、この子はもう素直で純粋でめちゃくちゃ良い子。
こんな良い子にする必要あったんかな。
ていうか登場人物みんな良い人やから、ほんとはあんな風にはならないと思う。
もっとずるがしこい人とか、自分の事しか考えない人とか、いろいろいるはず。
でもこの漫画に関してはこれでいいのかも。
だから読んでて気持ちよく面白がれたからね。
少女漫画にそこまでリアルを求めてないし。

茜や他の登場人物もそれぞれ憎めないキャラ。

 

この生活が楽しいのでこのままでもいいかも…な空気がみんなの中に流れる。
でもタイムリミットがあってずっとこのままではいられない。
それぞれ駆け引きもあったりするんだけど、どろどろ展開にはならない。

途中、下界へ降りるという展開が。
自分が死んだあと身近な人たちがどうしているのか…それを目の当たりにする。
自分なんが死んでも誰も哀しまない…そう言っていた弘は家族が哀しみのあまり霊能者に騙されていることを知る。
凜も、友達の後悔を知る。
良いことばかりじゃなくて、静江は自分が愛していたマジシャンに邪魔にされ殺されたことを自覚する。
でも決して生きている人たちに自分たちの気持ちを伝えることはできないという設定。
残されたものはずっと後悔と哀しみと共に生きていく。

事故で死んだら仕方ないけど、やはり自分で命を絶つことの愚かさはわかる気がする。

 

どうなるんだろう、とどきどきわくわくしながら最後まで読めた。
ただの恋愛漫画でもないし、ホラーでもないし、なんか不思議なストーリー。
真面目な部分とふざけてる感じもちょうどいい塩梅。

全10巻あっという間に読めます。

あ~最近、当たりの漫画が多いわ~。
幸せ~。

 

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ナチスの恐怖政治のことは知ってるけど
やっぱり上っ面しか知ってないんだと思う。
ヒトラーの映画は数々観たけど。
でもさ~。なんか日本だって政治家が独裁したがってるやん。
殺人まではしないと信じてるけど。。。
憲法改正進めてるとこみると…。
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「ワルキューレ」 2008年アメリカ、ドイツ映画

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

監督 ブライアン・シンガー
出演者 トム・クルーズ ケネス・ブラナー  ビル・ナイ  トム・ウィルキンソン

 

第二次世界大戦中、ヒトラーに洗脳されたドイツ軍の中で反乱をたくらむものたちがいた。
ヒトラーの非道なやり方に反発した将校たちはヒトラー暗殺計画を練る。
戦闘で左目と右手を失ったシュタウフェンベルク大佐が主となりヒトラー暗殺計画が実行される。

 

 

 

実際の歴史上、ヒトラーは暗殺されていないので、この計画が失敗に終わることは最初からわかっている。

そこをどのように魅せていくのか、がこの映画のキモかも。

 

なんだか観ている間中、緊迫感が迫り、なかなかドキドキはらはらできた。
なんだったら成功してくれ!!!!と祈ってしまいながら。
だめなのはわかっているのに…。

でもこんな大規模な暗殺計画があったとは全然知らなかった。
しかもヒトラー側近の将校たちの中で、反逆を試みた人たちがいたなんて。
全員洗脳されてたのだろうと思ってたわ。
そのことだけでもこの映画を観て良かったかも。

ドイツにしたら恥ずべき歴史となってしまっただろうけど、軍の中にもちゃんと人間の心を持った人たちも大勢 いたのだと描きたかっただろうな。

 

ワルキューレ
 

残念なことに、暗殺計画が失敗した9か月後にヒトラーが自害したらしい。

ヒトラー暗殺って何十回も行われようとしたらしいね。
それが成功していたらユダヤの人も少しは救われたかもしれないのに。
頭がおかしい小男一人をなぜあんなに恐れていたのか。

ヒトラーに反逆することはもし失敗したら、自分の命のみならず家族全員殺されてしまう。
その怖さを背負いながらの反逆はどれほどのものだっただろうね。
将軍だったり、結構な上の位の人が賛同していたのは驚いた。

 

まぁ暗殺は失敗するのだけれど、なんで失敗したのか…をもう少し詳細に描いて欲しかったかも。
ヒトラー出席の会議で爆弾を破裂させるんだけど、一瞬成功か!!と思わせておいて、実はヒトラーは生きていたと。
どこがだめだったのか、もきちんと見せて欲しかったわ。

反逆者のトム・クルーズたちはヒトラーが死んだと思い、ベルリン制圧に向けて軍を動かす。
途中まで成功したのに、ヒトラーが軽傷だとわかり、頓挫してしまう。
ヒトラー側近を逮捕に向かった将校が、その場でヒトラーその人の電話を受け姿勢を正す。
そして側近をそのままにし、反逆者であるトムたちを逮捕に向かう。
このシーンが、ヒトラーの恐怖政治を物語ってる。
ただその人の声を聴いただけですぐさま命令に従う。
疑うことも、反抗することもしないで。
ヒトラーの怖さだよね。

 

結末はやはりあっさりしている。
なんせ暗殺は失敗なのだから。
これは動かせない事実であって、実際に反逆したものは銃殺されている。

史実に従って描いているから結末を変えようもないんだけど、ついつい成功して!!と願って観てしまってたな。
まるでスパイ映画、ミッションインポッシブルを観てるようなどきどき感。
誰が味方になり、誰が敵になるのか…その駆け引きや、実行者たちの苦悩。
そして潰えた計画。
胸が痛くなる映画だけど、ドイツ軍に対する嫌悪感は薄れる気がする。
ヒトラーを崇拝する人ばかりじゃなかったということ。
ちゃんと反抗しようとしていた人が軍内部にいたこと。
なんとなくそれは救いになる気がする。

けどこういうドキドキする映画はもーー心臓が持たないわ。。。
ミッションインポッシブルもそうなんだけども。
観ていてどきどきしすぎて、わーーーーって言いたくなる(なんでや!)

 

トム・クルーズは相変わらずカッコいい、失敗したってかっこいい。
なんで彼はあんなに制服が似合うのか。
軍服めっちゃ似合うよね。
トップガンの時のパイロット姿もかっこよかったし。

 自分が権力を握りたいだけの政治家や将軍もいたけど、それでもあのヒトラーに反抗しようとする勇気はすごいと思う。
ワルキューレ作戦を知れただけでも価値があったわ。
どきどき感も味わえたしそこそこの映画でした。

 

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