休日に掛かってきた仕事絡みの電話を取る人は、
どのくらいの割合でいるのでしょうか。
世代的なイメージだと、
若い人たちは「休日に仕事の電話は考えられない」と思っていそうですし、
年配になれば「こちらの休日などお客さまには関係ない」と考えているかもしれません。
僕は狭間の40代ですが、
自営業ですから、覚えのある番号から掛かってきた場合には、
取らざるを得ないというのが現状です。

勤労感謝の日で、世間では祝日でした。
遅めの昼食として、
目玉焼きを乗せた特別バージョンの焼きそばをほおばっていると電話が鳴りました。
発信元はクライアントの社長です。
現在進行中の案件を抱えていましたから、迷うことなく取りました。

たしか、以前にも祝日に電話を掛けてこられた覚えがあります。
あれは9月の敬老の日あたりでした。
こちらの会社は毎日の生活に必要なサービスを提供されているので、
祝日も土日もあまり関係はないようです。
もちろん現場はシフトで回されているはずですが、
経営陣は祝日に出勤されることが珍しくないのかもしれません。
ふだんは大変に忙しくされていらっしゃるので、
一般社員がいないイレギュラーな祝日にお電話いただくのでしょうか。

要件はたいしたことではありませんでした。
先刻承知済みの内容です。
一通りの確認事項が終わったところで、
「こないだはわざわざ送ってもらって・・・」と言われました。
こちらの社長が、先日現金書留を送った相手だったのです。
財布を忘れて、現金をお借りしたために、
お返しする手段として現金書留を使った話は、ここでも触れました。
もしかすると、案件確認は口実で、
書留が届いたことをわざわざ知らせてくださった電話だったのかもしれません。
 

僕は電話に出にくい状況下では出ないと決めているので、
逆に休日であっても、関係なく掛けてきて欲しいと考えています。
気に掛かることがあるのなら、
(休日だから悪いかな)とは思って欲しくないのです。


ひとりものであることを公言している理由は、そのあたりにあります。