習慣を変えるのは難しいものですが、
キッカケのようなものがあれば助けになるものです。
日本でもっとも渋滞すると言われる阪神高速3号神戸線が補修工事のため、
通行止めになっています。
神戸の地形は海と山に挟まれ、平地はほとんどありません。
そのため市内の迂回路パターンは限られており、
高速が使えないとなれば一般道が大変なことになります。

昨年末ごろから通行止めの告知がなされていたおかげで、
思ったほどのひどい渋滞にはなっていないものの、
いつどこで突発的な渋滞が発生するかわかりません。
移動時間が読めないとなれば、ゆゆしき事態です。
そこで、これを機に“電車利用”も
手段のひとつとしてありではないかと考えたのです。
先月、3年半ぶりに電車に乗り、早さと快適さには見直す部分がありました。
車移動をすべて電車へ変えるのは難しいでしょうが、
選択肢を増やしておくことは有意義だと感じたのです。

そもそも会社員のときは神戸から梅田まで電車通勤でした。
それがいつからか、
“電車はお酒を飲むときだけ”という考えかたが根付いてしまったのです。
たしかに住居は駅から離れています。
駐車場のほうがグッと近いです。
しかしながら物理的な距離以上に、精神的な距離があるように思います。
かつては毎日使っていたのですから、心の障壁さえ取り除いてしまえば、
ふたたび使いやすいマインドへ戻れるはずです。

「意外と近いんだよ」
そのように印象づけるために、
駅までゆっくりと歩いてどのくらい時間がかかるのか、
計測してみることにしました。
“ゆっくり”というのがミソです。
“急がず歩いて途中の信号でひっかかったとしても○分後には改札へ到着する”、
把握しておきたいのは、その時間です。
家を出発し、駅に到着し、そのまま家へ帰ってきました。
ストップウォッチは40分を計測していました。
ラップタイムとしては、行きと帰りに、それぞれ15分ずつかかっています。


自転車置場係員のおじさんと10分ほど世間話してきたので、ちょうどです。