マレーシア航空親会社、7億6,600万マレーシア・リンギットの最終黒字 2023年12月期

マレーシア航空

マレーシア・アビエーション・グループは、2023年12月期の決算を発表した。7億6,600万マレーシア・リンギットの最終黒字となった。

最終黒字は、2015年の設立以来初めて。営業利益は8億8,900万マレーシア・リンギット、EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)は19億7,000万マレーシア・リンギットだった。

乗客数は1,450万人だった。前年と比較して、旅客輸送量は47%、輸送能力は61%増加した。座席利用率は77%(前年比5%増)、定時運航率は72%(同12%減)となった。

主にプレミアムセグメントの旅客需要が堅調であったことや、国際線ネットワークの強化、供給管理、パートナーシップ強力などが追い風となり、運営コストや人件費、燃油費、金利の上昇をカバーした。期末時点の供給能力は、コロナ前の86%。今年第2四半期までに完全回復を目標としている。

マレーシア・アビエーション・グループは、2015年にマレーシア航空の親会社となった。ファイアフライ、MASウイングス、MABカーゴは、2014年にカザナ・ナショナルによって再設立されている。

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