中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

急成長するプラットフォーム型ビジネスとは??

2020年05月18日 05時08分03秒 | 2019年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。

昨日は2019年版「ものづくり白書」76ページ「図 222-5 「中国製造 2025」の基本方針、重点分野、ミッション、重点事業」を読みましたが、今日は79ページ「図 旧来のビジネスとプラットフォーム型ビジネス」を見ます。

下図について白書は、元来、IT システム / 製品・サービスの基盤を指していた用語「プラットフォーム」が、現在はビジネスモデルを論じる際にも使われるようになっている。このような際に使われる「プラットフォーム」は、例えば顧客(製品やサービスの利用者)と企業(製品やサービスの供給者)など、異なる二つのグループがネットワークを介してつながり、取引が行われる「場」
が想定されることが多い。

通常のビジネスでは、企業は顧客から得られる自社の製品・サービスの対価を収益としているが、プラットフォーム型ビジネスでは、顧客や企業がコミュニケーションできる「場」を提供し、自社がその「場」を通じて提供する製品・サービスの対価のみならず、顧客や企業(他社)がその「場」で行う取引からも対価を得うるビジネスモデルとなっている。

取引の「場」であるプラットフォームを通じて、個別ステークホルダーや取引のデータが蓄積されるため、このようなデータを活用した個別対応や新たな製品・サービスの組成も可能となる。

従来の製造業のビジネスでは、仮に需要が増大しても供給側のリソース制約に直面してしまいがちであり事業の拡大は困難であることが多い。一方、プラットフォーム型ビジネスにおいては多くの需要者が集まれば集まるほど、多くの供給者を引き付けることから事業拡大も可能であり、また、多くの需要者が集まるほど様々なニーズに応えられることから、更に多くの需要者を集めるようになる。

このようなプラットフォーム型ビジネスは、ネットワーク効果も働き、短期間に急成長することが可能なビジネスモデルになっている。また、このプラットフォーム型ビジネスは「規模の経済」のもと、特定のサービス領域で市場に残るのは限られたプレイヤーになる傾向がある、とあります。

今回のコロナ禍がなければZOOMを使うことは無かったと考える人は私だけではないと思います。Gmailにも「Meet」が追加されているし、こういうのがプラットフォーム型ビジネスによるネットワーク効果なのでしょうかね。。。

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