つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

豊島を語る上映とおはなし会

2021年10月25日 | 豊島区
 「躍動する『としま』を語り継ごう」(主催:「としまの記憶」をつなぐ会)という上映とおはなし会に参加しました。会場は西池袋にある自由学園明日館講堂。司会はお馴染みの知久晴美さんです。
 写真家・永島浩二氏が長年撮影をしていた池袋の400枚の写真を見ながら街の変遷を顧みる内容で進行していきました。昭和30年代、平成時代初頭頃、そして令和の現代に分けて同じ場所を撮影したものを比較して解説がありました。誰もが持っている「記憶」、そして永く残る「記録」、「記憶」も「記録」もそれぞれが時を刻んでいます。
 会場には高野之夫豊島区長も来場しており、来年は豊島区制90周年を迎える話や一時は消滅都市になると報道された苦い思い出も吐露していました。その後、区役所の移転後や公会堂の跡地にはハレザ地区を再開発して話題となり、街には人気のある赤いイケバスが走るなど変貌してきました。
 自分が高校時代(昭和30年代)には、都電が池袋駅前から数寄屋橋迄運行していました。また現サンシャイン60通りには、ジャズ喫茶「ドラム」がありました。(写真は永島浩二氏が説明する当時の「ドラム」に押し寄せる若者たち)ライヴ公演のドリフターズ、GSのグループ、スパーク三人娘(中尾・伊東・園)などの人気の芸人たちが出演していてとても繁盛していました。
 資料には、豊島区文化財マップ(豊島区史跡めぐり)があり、とても参考になる上映とお話し会でありました。

 
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