つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

藤山晃太郎氏のマジック研修

2023年06月01日 | TAMC
 藤山晃太郎氏の手妻「連理の紙」の演技

 藤山晃太郎氏は、手妻の大家であり文化庁芸術祭大賞受賞者である藤山新太郎師匠の一番弟子として修行を納め、正当な手妻を継承している、若手で最も注目されているマジシャンの一人です。

 マジックのレパートリーの一つとして和妻を演じるのでなく、生粋の『手妻師』として一連の公演手順を持ち、多くの海外実績を有しています。
 全く古典通りの手を演じるとともに、古典の意味合いと情緒を踏まえた、より派手でアクロバティックにアレンジした手順も演じ分けている俊英。

 TAMC(東京アマチュアマジシャンズクラブ)の研修会が開催された。
 会場は、東京商工会議所。ゲストは手妻マジシャンの藤山晃太郎氏。

 手妻を中心にマジックを芸術へと導いている。三年連続マジシャンのチャンピオンに輝いている。TAMCメンバーでは、多湖輝先生や都築幹彦氏などが藤山新太郎師匠の門下生である。
 秋に開催するステージマジックでは、都築幹彦さんの演目の指導を担当をしている。

 今回の研修会では、手妻と和妻、手妻の特徴から歴史的背景と演じ方までの話がありました。手妻は見立ての要素が肝心であり、演じたときの残心の気持ちの重要性を諭してくれました。

 実技は、手妻の「連理の紙」の指導がありました。和紙を利用してナイフでカットした紙が連続に繋がっている。それを一枚ずつちぎっていくが最後には繋がっている紙が出現をしてくるという不思議さでありました。

 藤山晃太郎氏は話し方も上手であり、解説も分かりやすくとても勉強になった研修会でした。 (2012年6月17日)





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