昨日、久しぶりにご飯を炊きました。一人暮らしなので、多めに炊いたご飯は小分けにして冷凍しています。なので久しぶりに炊いたというわけなんです。今は、ブロ友さんから頂いた、ブロ友さんご自身が作られたというお米を炊いているので、格別おいしく感じられます。

 

その時、ふと思いました。一体、誰がこんな小さな粒々の穀物を食べようと考えたんだろうと。木の実や果物や野菜は見ただけで食べられると分かりますが、もみ殻の付いたこんな小さな穀物を食べようと初めに思ったのは誰?

 

調べてみると、やまがたアグリネットというサイトに、以下のように書かれていました。

 

焼米(やきごめ)

古代の日本人は米をモミのまま焼いて食べていたことが、遺跡から出土する遺物から想像できます。調理法は、収穫直後の生のモミや、乾燥した後、モミがらがついたままのお米を、何の加工もしないで火であぶり、モミを取ってそのまま食べたり、湯茶につけて食べました。

 

なるほど、もしかしたら、始めは生で食べていたかもしれませんが、火を使ったらもっとおいしく食べられると分かってきたんでしょうね。遠い昔、こんな小さな粒々を食べてみようと思った人が居て、それがいまのようなおいしいお米の食べ方に繋がったのですね。

 

私はこんな歌を思い出しました。

 

「おかげさま音頭」(抜粋)

 

フグのおさしみ おいしいな

こうしてたいらげられたのは

名もないむかしのあんたのおかげ

どくがあるのにすんごいチャレンジ

ああ、きょうのしあわせ

ぜんぶだれかのおかげさま(はい、はい)

おかげ おかげ おかげさま

 あぁ おかげさま~

 

これはシャキーンという子供の番組で流れていた歌です。(最近、私のPCでもスマホでもYoutubeがエラーになって貼り付けられないのが残念。)

 

この小さな粒のお米をこんなに白くて甘くておいしく食べられるように進化させてきてくれた方々に、私も感謝いたします。

 

けさ、ベトナムで買ってきたライスペーパーでポテトサラダを巻きながら、「ライスペーパーを思い付いた人もすごいな」と思いました。勿論、ソバの実からソバ粉を作って、クレープを焼いた人もすごいけど。

 

数え上げるとキリがないですね。現在の美味しいもの溢れる時代を導いた先人たちに感謝しながら、食べさせていただくことにしましょう。