すっかりブログ更新をサボっていました。。
久しぶりのミュージカル観劇です
爽やかな風の吹く気持ちのいい日でした
劇場に入れば悪魔が出そうな雰囲気です。
私の選んだキャストはこちら
相葉くんで観る予定が、コロナによる休演で、
はじめましての水江くんとなって、
なんて美しい男子なのだ!!となった記憶
再演で無事に相葉くんを観ることができました
今回改めて再演を観て、
あれ?初演て誰が演じていたんだっけ?と思い、
ネットで調べてみました
原作・脚本・作詞 :藤沢文翁
作曲:村中俊之
編曲:江草啓太
演出:末永陽一
【再演】
アムドゥスキアス:中川晃教
ニコロ・パガニーニ:相葉裕樹/木内健人(Wキャスト)
アーシャ:加藤梨里香/有沙 瞳(Wキャスト)
エリザ・ボナパルト:元榮菜摘
コスタ:坂元健児
アルマンド:山寺宏一/畠中 洋(Wキャスト)
テレーザ:春野寿美礼
【初演】
中川晃教 / 相葉裕樹(Wキャスト) / 水江建太(Wキャスト) /
早川聖来(乃木坂46) / 青野紗穂 / 畠中洋 /
山寺宏一(Wキャスト) / 戸井勝海(Wキャスト) / 香寿たつき
ふむふむ。
畠中さんがコスタ先生からアルマンドに
そこの空いた席に坂元さん
テレーザがたーたんからおささんに。
いやもう、この母の歌声がね。
いいんです。ここの曲がとても良いんです。
今回もとてもよかったです
でも、この愛がパガニーニを追い詰めた一因でもあるので、
愛って難しいですね…
初演を観た時の感想は、
とにかくアッキーが楽しそうに悪魔を演じていて、
パガニーニは弾かずに踊る衝撃
すごくいい舞台なんだけど、
なんだかちょっと物足りない。
そんな印象でしたが、
再演でブラッシュアップされていて、
より物語が深くなっていた気がします
そしてとにかくアッキーを筆頭にみんな歌うまさん。
誰が歌いだしてもストレスなく聴ける幸せ
ハタマンドさんには泣かされました
おちゃめでかわいくてパガニーニへの愛がやさしくて
家に帰って、無性にパガニーニの曲を聴きたくなって、
YouTubeで検索したらこんな動画に出逢いました
めちゃくちゃ難しいし、
この子もうますぎてなんじゃこりゃってなりました
こんな旋律を生み出し弾きこなせる。
そりゃあ悪魔と契約したと言われてもおかしくない才能です
坂元さん演じるコスタ先生。
初演の畠中さんとはまた雰囲気の違うコスタ先生で、
笑顔の中に影を感じるところがとてもよかったです。
笑顔なんだけど、絶対この人悪い人って予感させる
そしてその影が爆発する。
坂元さんの悪役大好きです
芸術家同士の足の引っ張り合いってあるんだろうなあ。
そして二幕では一転人のいい作曲家ベルリオーズ。
初演の畠中さんの時も思ったけど、
パガニーニより若手を演じさせるの?とは思うけど
それでも観ていると若手に見えちゃうのです
そして、コスタ先生とは真逆のベルリオーズもスッと入ってくる。
こんなに良い人なのにパガニーニひどいって思える。
役者さんて本当にすごい
そしてなによりもうアッキー演じるアムちゃんのすばらしさ
どこまで上がるのと聴きながらさらに上がる歌声
難しい旋律をいとも簡単に楽しそうに歌い演じる姿が、
それこそ悪魔そのものに見えました(褒めてます)
無邪気ゆえに怖いんですよね
聴いてください、この歌声
コロナ禍を経て、私も生活が変わって、
チケット代の値上がりもあって、
なかなか劇場への足が遠のきがちですが。
それでも観るとやっぱり劇場が好きだな。ミュージカルが好きだな。
そう思える趣味を持てているのは幸せなことです
終演後に仲間たちで語り合う時間も宝物です