母の日は5月9日。
先日 大型書店にいきまして、なんだかかわいい本を見つけていまいました。
なんてこと。
乙女の本棚シリーズと言って、ものすごく昭和の文豪の文章を現代人にも楽しめるようにしてあるというところで、文豪ストレイドッグスに通じる、そして活字嫌いにもおすすめの一品となっております。装丁が横長っていうのが結構なお気に入り。
もっと紹介したいところですが、このへんでやめときます。
私はというと、活字嫌いでもなんでもないので、これにすっかりハマってしまうわけです。
坂口安吾!!
そうそう、これこれ。
可愛くもなんともない装丁。
新堕落論もありまして、2つ読んでも小1時間といったところで読破できます。
堕落論がから一気に読むとスッキリした気分になります。
そうなんです!私はこれが言いたかったの!
というところ満載。
よく思うんですが、明治の文豪しかり、昭和の文豪しかり。
下手な本をたくさん読むより、こういった芯のしっかりした本をじっくり読み返すほうが心の栄養になりますぞ。
とにかく坂口安吾のぬっとりとした文章には共感しかない。
文豪ストレイドッグスの必殺技ですから。異能力、堕落論(だらくろん): モノに残った“記憶”を読み取る記憶抽出能力
なぜそんな能力になるのか。思うに、戦中戦後の混乱の中、平民である安吾自身の的確な分析力によるものと思われました。
異論がある方、ぜひ議論を戦わせましょうぞ。
5月の予定を出しました!