最近のご家庭では、粘土というと紙粘土のような柔らかい粘土を使うことが多いようですが、私は油粘土をお薦めいたします
小学校の授業では、油粘土を使う機会が多く、従ってお受験で粘土製作の出題がある場合にも、油粘土が主流のようです。
油粘土と紙粘土の決定的な違いは硬さです。油粘土を使いこなすにはかなりの指の力が必要です。普段、柔らかい粘土に慣れているお子さまがお試験でいきなり油粘土を前にしたら、形作りに相当苦労することでしょう今からお遊びの感覚で、油粘土に慣れておきましょう。
油粘土は、いきなり形を作らずに、まずよくこねましょう 硬い油粘土もこねれば柔らかくなります。
よくこねたら形作りを始めます。例えば動物を作る時、頭、胴体、足をばらばらに作り、それをくっつけるのではなく、大きなかたまりから、頭や足をひねり出す感じで動物の形を作っていきます。後から頭や足をくっつけても上手くつかず、すぐにとれてしまうことがあるからです。
しかし、ほとんどのお子さまは、最初はくっつける方法しか思いつかないでしょう。お母さまが一緒に作りながらお手本を示してあげましょう
粘土を、こねる、手の平で丸める、伸ばす、たたくなどの作業がスムーズに出来るようになると良いですね。手のひら、指先を使って形を作っていきましょう。
年中さんは今の時期からそろそろ始めるといいですね。
年長さんでまだ粘土に親しみのないお子さまは、この夏休みの間にしっかり使いこなせるよう、たくさん粘土遊びをしてください
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