今年も残すところ数日になりました。会社には日頃お世話になっているベンダー、サプライヤーの方達がカレンダー持って挨拶にこられます。社内システム管理者にとってこの時期は来年度予算作成(3月決算)の真っ最中ですのでベンダーからの新たな提案はこの時期までに済ませて頂くと助かるのですが、今でも売り手都合の営業が多いように思われます。
社内システム管理者にとって社内稟議で決裁、承認を得るにはそれなりのパワーが必要になります。この予算作成時期では予算に組み入れることでその社内手続きのパワーが少なくてすみますので優秀なベンダー営業の方は常にコニュニケーションを取って適切なタイミングで提案してくれます。
私は社内システム管理者にとって予算作成はシステム管理への入口と思っています。パソコンはどれぐらい故障するか、リプレイスするかを予想するだけでも過去の故障履歴、故障箇所、原因などを調べると新たな対策が見えてきます。ハードディスク、基板、電源ユニットなどで故障が多いパソコン型番の履歴、経過年数などから入替予定、今年でしたらWindows 11に対応しているかどうか、またWindows 11へいつ切り替えるかの決断を迫られますのでいつもより手間がかかります。
最近よく言われる「DX」の基礎部分を担っているのでより優秀な社内システム管理者の育成が望まれます。
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