FC2ブログ

システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

古いサーバーのメンテナンスは手間がかかる

サポート先のサーバーはほとんどがWindows Server です。OSの古い機器から最新版まで色々あります。OSの古い機器はリプレイス費用を抑えるために部品を交換して使い続けています。今年になって小規模事業所においてもリプレイス費用はより高額になり基幹系ですと「億」の単位が頻繁に提示されます。数年前から倍増と言った感じです。そのためメンテナンス等によって長期間使用する機器が増えてきました。

古いサーバーの中には「再起動がうまくいかない」「サービスの自動起動ができない」「Windows Updateのあとは三回ほど再起動する」機器があります、リモートメンテナンス時の再起動時はオンサイト対応にならないか不安になります。様々なエラーを未然に防ぐためにSFC、DISMコマンドをよく使用します、サービスの自動起動などの問題は解消する場合があると実感しています。

server221127

先日最新のDELL PowerEdge T440においてBIOSアップデート時に起動しない現象が発生しました、ログには「The system board BP1 PG voltage is outside of range.」とありメーカー分析によると「VLT0204 The system board BP1 PG voltage is outside of range.」との事で基盤の交換ということになりました、、既知のエラー(ITIL定義)のときは自動車などのようにリコール対応してくれたらオンサイト対応しなくて済んだのにと思ってしまいます。既知のエラー(ITIL定義)になるまでに苦労したエンジニアは大変だったと思います。サーバーに関してはメーカーサポート無しの運用はリスクが大きいと思います。

The system board BP1 PG voltage is outside of range.
VLT0204 The system board BP1 PG voltage is outside of range.
Dell PowerEdge バックプレーン交換
関連記事
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2022/12/06 17:03 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
この記事のトラックバック URL

月別アーカイブ