カテゴリ:博物館など
大覚寺宸殿の後方に、入母屋造り・書院造りの「正寝殿(しょうしんでん)」がある。重要文化財名称は、大覚寺客殿とも呼ぶ。鎌倉時代、後宇多法皇が院政を行った場所とされる。内部は、大小12部屋(3列×4室)に分けられている。東列は、「竹の間」、「紅葉の間」、「御冠の間」と続く。
竹の間と紅葉の間に、狩野山楽が描いたとされる「竹図」、「桃竹図」、「紅葉柳図」がある。今回、これら障壁画(襖絵)を伝狩野山楽として、特別展第2会場F室に並べている。これらの障壁画は、これまで狩野元信や永徳筆とされたが・・。 反対側の壁には、「牡丹図」18面が並んでいる。 狩野山楽がいずれかの御殿に製作した障壁画が再利用されて、大覚寺に残ったのではないかとしている。師にあたる狩野永徳亡き後、豊臣秀吉・秀頼の2代に渡って絵師として仕えた経歴がある。なお、トーハク所蔵の山楽作品は、本館で展示された重要文化財「車争図屏風」がある。 ----Blo-katsu AD---- ----Blo-katsu AD---- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年03月19日 06時00分10秒
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