遠望　富士と丹沢

2025年03月21日

カテゴリ：富士見吾景

　東京に雨が降った翌日、関東平野に北西の風が吹いた。江戸川土手に上り、富士山と丹沢山地を望む。丹沢方面の山並みは、雪化粧を施した。山肌が見えるようだ。遠くからでも、連なる山並みの個々の峰が良く見える。

　丹沢山地は、神奈川県北西部に広がる山地。東西40km×南北20kmの規模で、神奈川県の6分1を占める。秩父山地と併せて、「関東山地」と呼びことがある。丹沢山地の最高峰は、標高1673mの蛭ヶ岳(ひるがだけ)。山の形が猟師の被る頭巾「ひる帽」に似ているところから・・。

　2025年度の国予算が成立する。すると「石破おろし」の政局が始まるのだろう。一般会計予算は、115兆円規模。しかしそのうち国債に当てるのが28兆円もある。GDPの2倍(1200兆円)に膨らんだ「借金」を放置したままに・・。バラマキ政策で見事に積み上げた負の遺産。政府の「生活習慣病」を治す名医はいない。返す気のない膨大な金額を遠望するのみだ・・。

写真1　江戸川土手から富士と丹沢を。

写真2　遠望　丹沢山地。

写真3　玉葉橋歩道から富士見景。

写真4　積雪量が増した富士山。

写真5　遠望　丹沢山地蛭ヶ岳1673m。

写真6　遠望　秩父山地。