パッチワークのパターンセッティングをしようとして挫折した方、多いのではないでしょうか。
簡単なワンパッチのデザインであったとしても同じ形をいくつも描いて、それに色を付けてとなると結構面倒です。
そんな時、パソコンで何とかならないかなあ、と挑戦してみた方も多いと思います。
私もそんな一人です。お絵かきアプリでは描きたい線すらうまく描けず、エクセルでは斜めの線が入った途端思いっきり重くなってどんだけ時間がかかるんだ~~!!となって諦めていました。
お金を出せばいいソフトもあるようですが、出すお金がない身としては無理な話で、本を見てはこのパターンで別の形のパッグに仕立てるにはこんな感じか?と適当にやっては想像してたのとなんか違うと投げ出すこともありました。
でもCADと出会ってから、幾何学模様なら描けないものはないし、大きさ無限だし、やり直しも簡単だしで、これはパッチワークをしていてパソコンがある人にはぜひ覚えて使ってほしいと思いました。
たとえばこのアイリッシュチェーンのセッティング。手書きなら相当な手間と時間がかかりますし、大きな紙も必要です。
ベッドカバーサイズのデザインがあっという間に描けちゃいます。A4サイズに印刷することもできます。
こんなログキャビンのセッティングもなんてことなく描けちゃいます。
もう苦労はいらないんです。だいたいの出来上がり図も見えますよね。
そんなデザイン画を描く手助けとなるjw_cadの使い方を覚えていきましょう。
まずは色塗りです。
多角形コマンドをクリックします。上の右の方にある任意ボタンをクリック。
ソリッド図形、任意色にチェックを入れ、任意ボタンをクリックすると色見本が出てくるので選んでOKをクリック。
色を塗りたい図形の角を右クリックで囲い、作図ボタンをクリックします。
きれいに塗れました。でも、元の製図の線が隠れてしまいましたね。
そこで塗りつぶしの色が一番下に来る設定にします。
上の方の設定をクリック。基本設定を選ぶと次のウィンドウが開きますので、一般(1)のタブをクリック。
きれいに塗れましたか?
あれ?線が消えてる!と思った方、そんなときはマウスホイールをちょっとクルクルしてみてください。ちゃんと線が出てきますよ。jw_cadでは線が消えたりとかよくありますが、拡大縮小をしてみるとちゃんと出来ているということがよくあります。覚えておきましょう。
次回は移動の仕方、コピーの仕方を覚えていきましょう。
今回のきれいに塗れたログキャビンの図形を保存しておいてくださいね。
保存の仕方はファイル、名前を付けて保存、新規、名前を書いてOKですよ。
4/6のアイリッシュチェーンの型紙その3のブログに載ってます。