12月30日にマックさんが天国へゆきました。
いやはぁ…
介護してゆくぞって思ってたのに
わたしの実力を把握してなのかな…
マックさん、いってしまいました。
わたしは、両親を看取ることが出来ませんでした。
両親のことは
仕方のないことだと思っていたのですが、
マックさんは、老齢を感じさせるようになってたこの頃でしたが、仕事が年末のお休みになってから体調がどんどん悪化していきました。
そして、
わたしに看病させてくれて
最期もみとらせてくれました。
なんかね、
全部わかってたの？って
言いたくなる…いえ、言ってました
マックさんは、
わたしだけじゃなく、見知らぬひとにも
そんなところがありました。
マックさんの最期を見届けたとき
ほんと、、、全部決めてここに生まれて来たのかも知れないって思いました。
小さな頃から血尿するマックさんでしたが
彼のプライドなのか
オムツをするとしなくなるしw
息子が生まれると
体調を崩しやすいマックさんが
病院に行くのがすんごく減るくらい体調崩さなくなり、息子の見守り隊みたいに息子の兄ちゃんでした。
最後の方でも
滅多にしないでいましたが、もう歩けないのでオムツつけました。
足などほぼ動かないのに、気づくとオムツ脱いでて
本当にイヤなんだなぁってw
どうやってとったのか、本当に謎で、謎のままですがw、
プライドの高いマックさんでした
気概で身体をコントロールできるものもあるけれど
決めて来たものは、
気概なんて関係ないんだと。
ほんと…運命なんだなぁって
思ってしまいました。
30日の夜、
マックさんは旅立って
その後、わたしは呆然となり
その後、ただただ悲しかった
もうマックに触れられないのか？
もうマックの声を聞けないの？
もうママに甘えてこないの？
わたしの愚痴とか聞いてくれないの？
いつも側にいてくれたのに
なんか、
また目を覚ましそうだよ？
起きてきそうだよ！？
マックさーん！！
そんなことをマック側で思いながら
同時に、地球って、めっちゃ実感を味わう星なんだと感じました。
五感で実感を味わってる
五感と実感と感情が直結してる…
そんなことを強く感じてました。
私は、気づかぬうちに
なんというかずーんと落ちるてることが
これまでの人生の中で2度ほどありました。
震災は、その一つでした。
気づいたら
心が動かなくなって
自分だけではどうにもならなくなってました。
多分、マックさんがいってしまった時、
あのままだったら、また、気づかぬうちに堕ちてたんだと思います。
でも、
いただくメッセージの言葉で
ハッとして、悲しみの感情の真ん中にいたところから、悲しみと少し距離のようなものが出来たのを感じました。
その隙間に
すぐさまマックさんが入ってきてたみたいに、
マックさんがめっちゃ元気にあちこち跳ね回ってるのを感じたんです。
“マックさん、足！
そんなに走って大丈夫なの？！
”
思いっきり走れないマックさんが当たり前だったし、12月は歩くことも難しかったマックさん。
その超絶元気な感じに、わたしはめちゃくちゃ驚いて、マックさんの体を心配しました。
もう、めっちゃ元気にそこいら中を走り回るマックさん。
どんだけ嬉しいの？！と感じたとき、
“あぁ、そっかぁ
もう病気や老いに縛れるような世界にいないんだね”って気づきました。
こちらの悲しみなんてお構いなしw
あの懐かしい好奇心と喜びで走り回ってるマックさん
忘れてた若きマックさんのエネルギーを思い出して、“あぁ、マックさん、いま、ものすごく自由なんだね”と思いました。
なんともいえない
“変な感じ”です…
悲しい自分の気持ちの側で、
はしゃいで走り回ってるマックさんを感じてるんです。
夫にそれを理解してもらえなかったけど
（まぁ、、、理解できますが…苦笑）
“頭がおかしいのか？わたし？”
本気で思いましたよw
おかしくなったのなら
それそれなりに生きよう…と思いましたw
（なんにも抵抗できない気力だったしw）
そんなマックさんを感じながら
人は、五感と感情かを楽しむためにここを選んで生れてきたんだなぁ、って思いました。
そして、
そこから生まれる何かを
時間というものと掛け合わせて
さらに味わって、、、
そんな繰り返しを歳を重ねながら遊んでいるのかなって。
五感以外の感覚や、
いまだ言葉でくくられていない感覚を
これからの時代は、
それらの感覚を普通にしていくのかなぁ…
とにもかくにも、
五感と、それ以外の感覚がこんなに混在して味わえるのは
ここで生まれた醍醐味の一つなんだろうなぁって
あの時、感じたんです。
自分に感じるものを
素直に大事にしていればいいんじゃないかなぁって。
マックさんの死によって、
いつまで生きられるかな？とか、
（子供がまだ小さいゆえ、そこはどうしても気になるのですｗ）
色んな心配とか不安とか怖さetc.とかね
自覚してないところで、
いつもなんとなく感じていた事柄たちは
実はもう既に決まっているんだろうなぁって
自分の中で腑に落ちていきました。
（そんなわけないて、ずっと思ってたからｗ）
そんなに怖がったりしなくてもいいんだなぁって。
みとられることとか
ひとりで逝くこととか
自分の思っているところの領域以外でちゃんと自分で決めてきているだなぁって思ったらね、
自分で決めたことに不安を感じるのって
ナンセンスだなぁって。
いま書いたこれらは、
わたしの個人的な感覚と考えですが、
そんな気持ちとか考えを持つなんて…書いた本人こそが
よもやほんと、思ってもいませんでしたw
今も、
帰るとマックさんが玄関に来てくれないこととか
散歩にいけないこととか
なにより触れられないことを実感すると
うっと来るんです。
でも、
マックさんのお見送りが終わって、
スタッフの方の心温まる言葉や、犬の骨の由来など教えて頂いて、気持ちが落ち着いていくのとともに
ほんとうに
すっごく不思議なんですけど
もうなんか
マックさんが側にいるような実感があるんです。
そんな実感を感じてるときは、
まったく寂しくないんですよね…
日を追うごとに、
どんどん癒されているような感覚があります。
ふっと涙がでてしまう悲しさはあるのですが、
同時にものすごく癒されている実感もあるんです。
そばでマックさんがいて何かしてくれているような気もするのですが、
全くもってわたしにはなにも確証できないことがらですが、
マックさんの写真などを見ると、
側にいる感じを押すように、すごく落ち着くんです。
写真をみて、マックさんをしのぶ…とか、
そういう感覚とはまた違う感じです。
写真をみると「あ。いる」という実感。
その感覚で、身体が安心していくみたいな…
頭で考えることなんて、
なんか、本当につたないなぁって思うこの頃です。
全身で、思考だけでない感覚で、
何かを捉えてる…
微かな感覚を素直に受け取っていくと、
自分の中で変化している何かを感じるんです。
不思議だなぁって。
両親の時に感じられなかった感覚
体験させてもらっているこの感覚
人生ってほんとうに不思議で面白いものなんだなぁって思いるこの頃です。
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