本日ご紹介する絵本は こちら
バーナディン・クック 文
レミイ・シャーリップ 絵
まさき るりこ 訳
小さな かめ
は、散歩するのが 大好きでした。ある日、庭の中に 子猫
がやってきて、かめ
と 出会います。かめ
は ゆっくり ゆっくり 子猫の近くに やってきます。子猫
が かめをたたくと、かめ
は 首や足を 甲羅の中に 隠してしまいました。子猫
は、それが 不思議でたまりません。しばらくすると、かめ
が 甲羅から 首と足を出して 前へ進んできます。今度は、子猫
が 一足ずつ 後ろへ 下がりはじめます。後ろに 池があるのも分からず、
とうとう 子猫
は 池に落っこちてしまいます。そして、急いで 隣の自分の家へ 帰っていきます。
子猫
が決心したこと
それは・・・
庭の中に入っていかないことけっして けっして 後ろ向きに歩かないことなぜって
それは・・・
子猫
は 水が 大嫌いだから
黒色と緑色だけを使って描かれた絵本です。
一本の線 で地面が描かれていて、
その線が 最後のページまで 続いています。
線の上を かめ
と子猫が行き交う姿がとても可愛らしくて、ユーモアです
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