弱みは強み、強みは弱み。~新幹線の音が響く部屋は禍か?福か? | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

私がいつもクライアントさんに申し上げること、
それは

「弱みは強み、強みは弱み」

ということ。

 


自分(自社)で「ここが弱い(@_@;)」、
「うちはここがイケてない(+o+)」

と思っておられる所が実は強みで、

逆に、「うちはここが強い(^◇^)」、
「これこそ自慢だ\(^o^)/」

と思ってらっしゃる所が、
実は弱みかもしれない、

 

ってことです。


 

 


どういうことかはてなマーク


こんなニュースからお分かり頂けるかも。

朝日新聞読者の方はこちらから。
 下矢印
「目の前に新幹線、ホテルの部屋が人気『密』なく独占」


こちらはどなたでもご覧いただけます。
 下矢印
「新幹線『近すぎ~!!』

 大阪コロナホテルの攻めすぎ景色にファン歓喜

 『寝るのがもったいなくなる』

 『鉄オタの聖地かな』の声」


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子の
ブログにお越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!






約1年前には「コロナ」という名前ゆえに
辛い思いもされたこのホテルさん、

立地が立地だけに仕方ない部分を
見事に長所(強み)に転換!!
 

 


(新幹線、在来線、地下鉄、道路が集中する
 新大阪駅付近。)



「鉄オタの聖地」と絶賛されるお部屋は、

通常だと「うるさい」と苦情がきても仕方がない所。あせる

それを、

「新幹線ビュールーム」と名付け、

 

「密なく新幹線を独占できる部屋」

として売り出し。

たちまち、

鉄オタにとって

堪えられないシチュエーション

になったというわけ。



 


見方によってどうにでも変化させられる
という好例ですよね。




反対に、「これは強みだ」と思い、
長年にわたってアピるも、
全然お客様に響いてなくて
集客にも売上にも貢献してない・・・
という悲しい例もあります。



具体例を出すのは気が引けるので、タラー
よくあるキャッチコピー例で

ご覧いただきましょうか。

例えば、
「当社は環境にやさしい経営が自慢です」
「創業70年の老舗です」
「信用と信頼」etc.


いかがですか?
どこかで聞いたような文言ではありませんか?ガーン

例えば最初の例、
もはやエコでないと存在が許されない時代に、

「今さらそんなこと言ってるのか?」と

思われても仕方ありません。

 




また2番目も、

強み度でいえば最強カードではありません。

だって日本には創業100年超えの会社が多いし、

「老舗」勝負をしたら西暦578年創業の
(株)金剛組さんには絶対勝てません。ハッ

普段は「絶対」という言葉は使いませんが、

これだけは使ってもいい。(*゚ー゚)( 。_。)


(20世紀初頭の金剛組。Wikipediaより)

 

 


そういうイケてない文言を堂々とHPや
会社案内の冒頭に掲げている

=アブナイ、ということ。。。ショボーン

 


まさかとは思いますが、
あなたの会社案内に、HPに、
そういう誰の心にも刺さらない文言
踊って・・・ないですよね。
汗

 



そういうのを「強み」と

思い込んでる所が

即「弱み」ってことでもあります。

 

怖いコワい。ガーン



自社・自店の強みと弱み、
もう一度見直してみてください。

自分達だけでは無理!(>_<)なら
いつでもお声かけを。(^^)/

喜んでお手伝いさせて頂きます。




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