書き上手とは捨て上手。 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

兵庫県で本業の他にジオガイドもしている知人が
10月の終わり頃、Facebookに
こんな題名の投稿をされてました。

【伝える極意は“内容を限界まで削ぎ落す”こと】
 

 


(必要なものを削り出す、と言い換えてもいいかも。)


NPOのガイド研修で感じたことだそうです。

ホント的を射てるよなぁ。拍手


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!






その研修の講師は
ジオパーク業界(?)では有名な方だったようです。

 

しかし、知人が「お話を聞けて本当によかった!!」と
感激した理由は、そんな知名度だけではなく、

「難しいジオの説明にもかかわらず、
 本質を捉えながら、おもしろわかりやすく
 解説してしまう神業」、だったとか。

 



(ジオパークの一つ、伊豆の堂ヶ島)

 

知人は
「あんな風に伝えられるようになりたい!」
と思ったそうです。



(まさに、目からウロコ、だったのかも。)

 



その講師の肝は、下記の3つ。

1)キーワードを使う

2)学術的に伝えたいことと
  地域の面白さを融合させて

  ストーリーを作る

3)どうすれば人々に伝わるかを

  ギリギリまで考え続け、
  内容を限界まで削ぎ落とす



中でも最後の3つ目が最も大切ポイントだ、と。



 

 


クローバー クローバー クローバー 知人の投稿から引用 クローバー クローバー クローバー

至極納得です。
あれもしゃべりたい、これもしゃべりたい、
で内容てんこ盛りにして
結局伝えたかったことが

何かわからない話にしてしまう。
伝える極意は

「加える」のではなく「削る」なんですね。

 

クローバー クローバー クローバー クローバー 引用ここまで クローバー クローバー クローバー クローバー

 


 
 (これでは伝わらない。アセアセ



ホントそうそう(*゚ー゚)( 。_。)って頷いてしまいました。




朝日新聞「天声人語」の元筆者さんも
「『書き上手』とは『捨て上手』」と。

 


ご存知の方も多いと思いますが、
「天声人語」は603文字。

意外と書けません。(^-^;


「あれを書けばこれが書けない。
 短く書くことは

 書くことを選び抜く苦心と
 表裏一体です。

 『書き上手』とは

 つまり『捨て上手』
 でもあります」と。


  
 

 



(アナログの)紙面に載せる記事には、
「天声人語」ほどきつくはありませんが、
やはり字数制限があります。アセアセ

(Web版は違います。)


だから、どの記者さんも、書き方以前に、
まず内容の取捨選択で苦しむんですねぇ。
^^;





でもそんな呻吟を経たものだからこそ、
短くてもスッと意味が通る。



書き上手とは捨て上手。

 


「なるほどビックリマーク」と思われたら

どうぞ座右の銘に。ニコニコ




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