広報で意識したいのはやっぱり【時】。 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

【時】って何~?(^^;ですよね、スミマセン。

【時】=そのものズバリTimeでありOccasion、
      またTrendでもあり、
        Timespan(期間)でもあります。

それらをひっくるめて私たち広報人は
【時】として認識しています。

 

 


分かりやすい例で言えば、
毎年の受験シーズンの「落ちないグッズ」や、
(一昨日、早速NHKでこんなニュースが。)

毎年トレンドが変わる「おせち」などなど、

その【時】にアピるからこそ
メディアで取り上げられ、
SNSでバズり・・・というそういうネタです。



なので広報人は、いかに【時】に乗せていくか、
常に考えていると言っても過言ではありません。

 



(受験シーズンだとこんな写真も
 「落ちないゾ~!」のひと言でバズったり。(笑))
 

今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!






上にパンダが出てきましたので、
どんだけ【時】が大事かを動物ネタで一つ。(^_^)v


かなり前のことになりますが、2006年の

トリノ五輪で荒川静香さんが金メダル

取った後、

四国の小さな動物園が
新聞やテレビで大うけしました。


各紙が社会面で3段抜きトップで扱い、
テレビもゴールデンタイムで放送したのが、
こちら。


「カワウソのイナバウアー」(笑)

 



(カワウソってこんな動物。)


たまたま飼育員さんが、
カワウソが反ってるところを発見
!

しかし、

荒川選手の金メダルの後でなければ、
ネタにも何にもなりませんでした。



ねーーービックリマーク【時】って大事っしょ~~クラッカー






「落ちないグッズ」も、
受験と関係ないシーズンでは
誰も振り向きませんが、アセアセ

1月下旬になると、
お線香でも話題になる!(*^^)v
  下矢印
「受験シーズン本番『灰が落ちないお線香』で合格祈願」



先月中旬には、年末年始の恒例

百貨店各社の「福袋」がテレビを賑わしてましたし。






【時】を捉える=
【旬】に敏感になること。






例えば今週から来週にかけては、

国際障害者デー:12月3日

障害者週間 :12月3日~12月9日

という【日】であり【期間】です。



SDGs~誰ひとり取り残さない~という
【大きな流れ】の中で、




インクルーシブな働き方や
商品・サービスに対するメディアの目は
ますます研ぎ澄まされており、

そういう分野と関係の深い企業、
或いはそういう活動を積極的に展開したり、
多様な人材登用を進めている所などは、

自社やその取り組みを
メディアを通じて社会にアピールする好機です。


 

 



誤解しないで頂きたいんですが、

「自社だけがいい」を目指すのではありません。(^_^)v

報道を通じて、そういう
“社会にいい、みんなにいい”
コトやモノや活動が広く知られれば、

後に追随する企業や組織も出てきますし、

「あ、うちもそういうことやってるから
 知ってもらいたい」気運も高まります。




社会的に弱いとされている方々が
生きやすく暮らしやすい社会は、
誰にとっても◎な社会になる。






自分とこのエエ活動が、
回りまわって
みんなが生きやすい社会作りに役立つ。





私が「善いことを伝えないのは罪」と
申し上げる所以です。





見過ごしてしまうのも【時】なら、

うまく使っていい社会を作る
手段にするのも【時】



ぜひ【時】をうまく使って、
広報活動を成功させ、
社会に善いムーブメントを巻き起こしていきましょう!




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