YouTubeに次々出てくる「おススメ動画」。

皆さんがおススメされてるのは
どんな動画でしょうか

私はやっぱりバレエの動画が大半。
（+プラス動物もの、かな。（笑））


（こういうのに弱いんですぅぅ～。）


いつものように
すっごいダンサーさんの踊りを見てたら、

横のおススメ一覧に
K-BALLET COMPANY（Kバレエ）で
舞踊監督を務める渡辺レイさんの
インタビュー動画が出てきたんです。


優れたダンサーであり

振付家でもあるこの方の口から、

「あ、やっぱりそうか」
と思う言葉が出てきました。


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ！






上記リンクでお分かりように、
この方は元々クラシックのダンサーさん。

コンクールですごい賞もお取りになったのに、
クラシック・バレエという枠に留まるのを
よしとされなかった。

ご本人曰く、
「その辺からひん曲がってたんだろうなと思う」。


結局20歳で日本を飛び出し、
海外のカンパニーで、

～最初はクラシック界で、
　後にコンテンポラリー界で活躍し～

 

今は後進の育成にも力を入れておられます。



そんな舞踊を知り尽くした方が
こんなふうに述べておられたんです。

インタビューから引用させて頂きます。

　　　 引用ここから 　　　

昔、クラシックしかやってなかったし、
それでNDTに行って、

海外の、いろんなカンパニーに行って

コンテンポラリーっていうか
違うものを経験して

やっぱり思ったのは、
「クラシックの基本って大切だな」。

クラシックの基本をしっかりやれば
本当にそこから、枝が生えたように
動きも世界観も広がっていく。


（イメージ）

それが私は、
すごい楽しかったんですよね。

Kバレエに来て、（中略）
クラシック・バレエでも、
もっと、もっともっと楽しむっていうか

限界がないんだよっていうのを
やっぱり伝えてあげたいなっていうのは
一番大きいですね、ダンサーに。

　　　 引用ここまで 　　　
 

 

基本がある、

しっかりしているからこそ、
そこから

「枝が生えるように」

広がっていく。


（まるで枝垂桜のように。）
 

 

ちょっとでも何かの踊りをかじったことが
ある方なら、

やはりクラシック・バレエが基本、
というのはよくお分かりと思います。


基本が身体に沁み込んでる人の踊りは、
モダンでもコンテンポラリーでも、

またジャズダンスやタップダンス、
ブレイキンでさえも、

動作にブレがなく、且つ美しい。

 

これって、踊りだけじゃなく、
どんな仕事、どんな学習、
どんな芸術、どんな趣味でも
一緒だと思うんです。


（書道でも最初のたて・よこ・ハネ・はらいの
　練習が全ての基本ですもんね。）



地味で、一見退屈な基本が

しっかりしてるからこそ、
そこから十分に伸びていける。

近い概念でいえば
「守破離」でしょうか。



バレエのお稽古は、
毎回同じ動作（しかも見た目はメッチャ地味）
を繰り返すところから始まります。


行く度に、
「基本・基礎を疎かにすべからず」
を痛感させてもらえます。

 

バレエ、いいっスよ。
ご一緒にいかがですか。




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