これを読んでくださってる方の中には、
広報のお仕事をされてる方も
おいでかと思います。

広報さんのお仕事はいろいろあれど、
やはり「一丁目一番地」は、

「年間予定から逆算したメディアインサイトと、
　ここから読み取れる（今年の）攻めドコロ」
（by広報勉強会「イフラボ」主宰・長沼史宏様）

を押さえること。




新型コロナの扱いが
2類→5類に変わるにあたって、

そろそろメディアに出てきてる話題と、
このトレンドをどう自社に取り入れていくか、

ちと思いついたことがありますので
書いておきますね～。


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ！





感染症法上の位置づけ変更によって
さまざまな業界に影響が及ぶと
思います。

その中でも大きく影響を受ける／
これまでの3年間とは対応を
速やかに変える必要があると考えるのは、



〇旅行・旅客業

〇飲食業

〇美容・エステ業

〇医療分野の歯科口腔

〇教育・心理に関わる業界

〇経営・人事コンサルティング
　や法律系の職種

の6分野かなと考えてます。
（↑勝手な見解っス。^^;）


まず旅行・旅客業では、



日本旅行業協会会長が
「歓迎」コメントを出しておられるように、

「全国旅行支援」以上の
回復が見込まれます。




そこで問題になるのが、
人繰り（人手）。

航空会社では採用再開の動きも
出てきていますが、

この3年間で削減一辺倒だった
人の問題は、いっぺんに解消しません。




お客さんはいるのに、
スタッフがいない、、、

という痛恨の事態にならないとは
誰も言えません。


なので、例えば
同じ観光地の中での大同団結や
同業はもちろん異業種間での人材融通、
それをサポートする信用金庫等の
動きは大切な広報ネタになりそうです。



飲食業では、
人手不足も一つの乗り越えるべき課題ですが、



“マスクが外れる”ことで、
メニューにも影響が出そう。

 

街頭インタビューでも早速
「にんにくを使ったメニューが
　食べにくくなる」との声が多数。


（餃子もその一つ。）

高校生は、
「速攻『ブレ〇ケア』買いに行く」と。
　↑
（医薬品メーカーの方、
　5類移行前後の口臭ケア商品の
　販売データを詳しく取っておくと
　リリースネタになりますよ）

特に昼食時にはご法度っぽくなる。

「匂いを気にせず食べられる
　にんにく料理」特集
なんてやってみると取材が入りそう。



美容・エステ業では、
口紅のニーズ回復に関心が集まるであろう

というのは容易に想像がつきます。




更に、エステだと、
今までマスクで隠れていた口元
（ほうれい線やたるみ等）への
ケアに駆け込む人が増えそうです。

それに対応した商品やサービスがあれば、
たとえ既存のものであっても、
「今だから」ということでリリースできます。



同じく口元の医療である

歯科口腔分野では、
口臭に関する相談が増えているそうな。




口臭と歯並びに関する相談・治療が
富みに増えている歯科医院さんや
口腔外科さんなら、

普段リリースとは縁遠くても、
この機会に初リリースが
打てるかもしれません。



教育・心理に関わる業界だと、
「素顔恥ずかしい」という声に
どう対応していくのか。


特に入学以来マスク姿で
「いまだに素顔を知らない同級生もいる」
という中学生・高校生への
サポート策があれば、

メディアさんも取り上げたいネタに
なると思います。





経営コンサルティングや

法律系の職種では、

 

マスクの着用が屋内外を問わず
基本“個人の判断”になりますので、



予め会社として「どう対応するか」、
「顧客とのトラブルに備えた善後策」等

ワンストップでのサービスパッケージを
いち早く打ち出すと、
「トレンドを先取りした動き」
ということで取材につながりそうです。



あくまで一広報パーソンの意見ですので、
これ以外にもたくさんの“ポイント”が
あると思います。

社会が動く時は、
その流れに乗る好機。

広報さんの出番ですよ～



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