ようやく行けた望遠(マンウオン)市場 in ソウル | あくまでも私的な韓国

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2008年、韓国生活とブログが、ほぼ同時にスタートしました。2021年の肺癌手術を経て、終活を念頭に置きつつ、日々を生きたいと思っております。

ソウル俳句会の中にいつの間にか出来た女子部。


仲良しだけの会なので


ここに部会名を書くことはできませんが


一部のメンバーが重複した女子会の部も別にあって


なかなかスリリングな雰囲気を味わっています。


さて、そんな女子部のリーダーが住む


麻浦(マッポ)区、望遠(マンウオン)は


最近ソウルのホットプレイスの一つになっていて


前から女子部の間で話題になっていました。



先ずは、望遠駅近くの안두랑(マンドウラン)で腹ごしらえ

個人的に餃子は焼き餃子しか食べないので

正直あまり期待はしてなかったのですが

この店の水餃子と蒸し餃子とパオズは絶品。

そして、一つだけあった麺料理も

今まで食べた中華麺料理で最高でした。

この店をチョイスしたリーダー曰く

小麦粉の品質が違うのではないかということです。

リピート必須のお店です。



望遠市場の正式名は

望遠ワールドカップ市場だと初めて知りました。

平日の昼間だというのに人がいっぱいで

コロナ禍で伝統市場から人々の足が遠退いた時も

この市場は活気があったそうです。

確かに我が家の近くのB級青果店と比べても

安くて新鮮な食材が多いような気がしました。

一般市民は、その辺に敏感ですから

信頼関係ができているんでしょうね。


この日は風が冷たくて

最高気温が10℃を下回っていたので

市場見学もそこそこに

リーダーお勧めの手作りパイの店に入りました。

どれもこれも美味しそうで目移りしましたが

左のお皿のパンプキンと紅柿(ホンシ)は季節限定。

右のお皿はアップルパイとプリン味です。

若い女性が一人で経営してるので

完売したり予約オーダーが多い時は閉店。

この日はリーダーが前日に確認してくれたので

私たちで貸し切り状態でした。

散々お喋りしたあと

隣のアンティークショップに立ち寄りました。

この店もリーダーの行きつけで

こちらもオーナーは若い女性。

日本が話せて、日本で仕入れた商品もありました。


望遠地区は漢江に近く、水害が多かった関係で

ソウルの他の地区より地価が安かったそうです。

その関係で他の地区から移り住んだり

事業の拠点を移したり

コロナ前にはよく参考にさせて貰った

韓国の日本語情報でお馴染みのKONESTも

この辺りに事務所があるそうです。

よく見ると歴史を感じさせるビラ(アパート)が

あちこちに点在していて再開発を待っていました。

再開発が進むと一気に地価が高騰するのが常ですが

望遠市場には、いつまでも庶民の台所として

頑張ってもらいたいものです。