ソウル俳句会の中にいつの間にか出来た女子部。
仲良しだけの会なので
ここに部会名を書くことはできませんが
一部のメンバーが重複した女子会の部も別にあって
なかなかスリリングな雰囲気を味わっています。
さて、そんな女子部のリーダーが住む
麻浦(マッポ)区、望遠(マンウオン)は
最近ソウルのホットプレイスの一つになっていて
前から女子部の間で話題になっていました。
先ずは、望遠駅近くの안두랑(マンドウラン)で腹ごしらえ
個人的に餃子は焼き餃子しか食べないので
正直あまり期待はしてなかったのですが
この店の水餃子と蒸し餃子とパオズは絶品。
そして、一つだけあった麺料理も
今まで食べた中華麺料理で最高でした。
この店をチョイスしたリーダー曰く
小麦粉の品質が違うのではないかということです。
リピート必須のお店です。
望遠市場の正式名は
望遠ワールドカップ市場だと初めて知りました。
平日の昼間だというのに人がいっぱいで
コロナ禍で伝統市場から人々の足が遠退いた時も
この市場は活気があったそうです。
確かに我が家の近くのB級青果店と比べても
安くて新鮮な食材が多いような気がしました。
一般市民は、その辺に敏感ですから
信頼関係ができているんでしょうね。
この日は風が冷たくて
最高気温が10℃を下回っていたので
市場見学もそこそこに
リーダーお勧めの手作りパイの店に入りました。
どれもこれも美味しそうで目移りしましたが
左のお皿のパンプキンと紅柿(ホンシ)は季節限定。
右のお皿はアップルパイとプリン味です。
若い女性が一人で経営してるので
完売したり予約オーダーが多い時は閉店。
この日はリーダーが前日に確認してくれたので
私たちで貸し切り状態でした。
散々お喋りしたあと
隣のアンティークショップに立ち寄りました。
この店もリーダーの行きつけで
こちらもオーナーは若い女性。
日本が話せて、日本で仕入れた商品もありました。
望遠地区は漢江に近く、水害が多かった関係で
ソウルの他の地区より地価が安かったそうです。
その関係で他の地区から移り住んだり
事業の拠点を移したり
コロナ前にはよく参考にさせて貰った
韓国の日本語情報でお馴染みのKONESTも
この辺りに事務所があるそうです。
よく見ると歴史を感じさせるビラ(アパート)が
あちこちに点在していて再開発を待っていました。
再開発が進むと一気に地価が高騰するのが常ですが
望遠市場には、いつまでも庶民の台所として
頑張ってもらいたいものです。