京都マムです。

 

 

私の家の近所にはスーパーマーケットがいくつかある。お決まりのスーパーは特になくて、どこへ行くかは、いつもその日の気分や広告を見て決める。

 

先日購入した豚肉の品質の悪さに驚いたのでそのことを書く。

 

悪い話なので、スーパーの名前はイニシャルでHとしておく。

(京都市内でHというとまあまあピンとくる人もいるかな)

 

 

ここ最近の値上げラッシュになる前はよく行くことも多かったが、元々他店より値段高めのHはさらに高くなり、さらにここ最近は品質が落ちているように感じ、近頃は足が遠のいていた。しかし、私が唯一このHでしか使用していない電子マネーが残っていることが数カ月の間気がかりで、これを使い切るという目的のためだけに、7月のある日、食料品を買いにHへと出かけた。

 

国産のしゃぶしゃぶ用豚肉がお買い得だったので、「今夜は冷しゃぶにしよう」と、冷しゃぶに必要な野菜も一緒に購入し、電子マネーを使い切るという目的は無事果たすことができた。

 

そして、その日の夕飯の支度中のこと。珍しく次女が手伝いをすると言って台所にやって来た。「じゃあ豚肉をゆでてもらおうかな」と私が言うと、「やるやる！！」と娘は嬉しそうに手を洗った。

 

さっそく豚肉が入ったパックのラップを外し、娘が茹で始めた時、飼料の臭いがしてきたのだ。私は初め、豚肉の臭いとは気づかず、娘を疑った。

というのも今我が家ではメダカを飼育しており、娘はお手伝いの前にメダカにエサをやっていたからだ。このメダカのエサが結構な臭いを放つので、それが娘の体のどこかに付着していて、それが臭っていると思ったのだ。

 

それで私は娘の体に鼻を近づけクンクンとにおいを嗅いでみたのだが、それらしきにおいがまったくしないではないか。

娘ではないのか。じゃあこの臭いは・・・と豚肉に鼻を近づけるとその臭いを放っていた。どんな臭いかと言われると、本当に飼料とか飼育小屋そのものの臭いで、肉が傷んだ臭いではない。あり得ないと思った。こんな臭い豚肉食べられない。ということで泣く泣く破棄した。

 

最悪の出来事だった。豚肉が臭いというだけでも嫌なのに、それがわざわざ足を運んだスーパーだったし、それに、昔は確かなものを置いていると思っていたHのお肉だったからなおのことである。そして夕飯の献立を急遽変更することに。

 

ある意味電子マネーを使い切って良かったと思った。よくもこんな品質の肉を平気で売っていられるなと、二度とこのスーパーには行くまいと誓った。