C級フライフィッシング。の話

今週末も台風15号の影響受けて東海・関東地方は大雨となっています。土砂崩れ等の被害も出ているとのことで心からお見舞い申し上げます。

さて、私は9月22日から一泊で私にとっての田舎になる新潟県南魚沼市に行ってきました。コロナ禍もあり3年振りになります。

しかし・・・、お墓掃除とお参りがメインで、親戚回り、観光もこなし、釣りは、二の次、三の次どころか四の次でした・・・。

それでも、両日夕方に僅かな時間でしたがロッドを振ることが出来ました。そして、まさかの1匹にも出会うことが出来ました。

以下、いつもの形式でご紹介させて頂きます。

釣行内容:　9月22日(木)17:00~17:45、9月23日(金)17:10~17:40、魚野川水系登川支流
釣果:　ヤマメ2匹15~32cm(ドライ2)
タックル:　ロッド:セージ・グラファイトⅡ486LLB、リール:ダイワ・ロッホモアSLA3/4、ライン:DT4F、リーダー5X、ティペット0.6号(6X)、途中から0.8号(5X)

ヒットフライ:　マシュマロファイバーストーンフライ16番ケイヒルカラー

コメント:　新規開拓する時間的余裕は無かったことから、釣行実績のある魚野川支流の登川とその支流を急ぎ足で見て、子供の頃から一番馴染みのある場所に入ることにしました。とにかく久しぶりの田舎で雰囲気を味わいたいという思いでした。

こちらは登川河川公園の様子です。

約40年前にドライフライで初めてイワナを釣った場所の下流になります。遠くに釣り人が一人見えました。近年はルアーでも有名のようです。

そして、登川の支流になります。


こちらの堰下は、2017年5月に良型のレインボーと格闘した場所です。足場が高くて取り込めず30分程やり取りしてフックオフを喰らったところです。田んぼへの分水も終わりいい感じの流れになっていましたが、時間が無いためパスしました・・・。

最後は、やはり登川支流ですが田んぼの中を流れる用水路と言ったほうがしっくりくる流れです。

コロナ前まで小型のレインボーやヤマメに遊んでもらっていたところで、今回はこちらに絞りました。

忍野やうらたんざわで使用している4番タックルに、直近の養沢でも威力を発揮してくれているストーンフライ16番の勝負フライを結びました。なお、ティペットは0.6号(6X)でスタートしました。

流れが一本調子で早いため、ダウンクロスで左右から草が出ているところや水草が生えている場所を狙いましたが、最初の10分は反応がありませんでした。


これはダメかなと思った矢先、ピックアップ寸前に小さいお魚さんのチェイスがありました。時間を少しおいて流すと再び出てくれましたがフッキングしません・・・。それでも粘ってみたところ再び出てくれてフッキングです。

15cmと小さいものの嬉しいことにヤマメさんでした。


時間のないなか、新潟での久しぶりの1匹で一息つくことが出来ました。その後再び沈黙タイムが続いたあと、少し離れた下流でライズがあったような・・・。

半信半疑でしたが良型の可能性もあったことから、念のためティペットを0.8号(5X)に上げることにしました。

ライズがあった周辺に静かに毛ばりを流すと一流し目に茶色い背中の良型が出てくれましたがフッキングしませんでした・・・。この川では見たことのないサイズでした。幸いというかフックに掛からなかったことから、まだチャンスはあるかもとドキドキしながら再度流すと嬉しいことに頭を出してくれてフッキングです。

ここから、慎重にやり取りしてお魚さんの抵抗が少し弱まり良型のヤマメさんと確認出来たところで最後の賭けです。足場が高い忍野で使用している柄の長いネットでも水面まで50cm程届かなかったことから、ネットまで抜き上げる必要があったのでした。イチかバチか、イチ・ニのサンで抜き上げたところうまくネットに収まってくれました。やりました。ティペットを直前に変えたことが功を奏した格好です。

体高のある惚れ惚れするようなヤマメさんでした。


すぐさま、田んぼの畔の新鮮な流れにネットを浸してサイズを測ると32cmありました。まさか、まさかの尺ヤマメでした。

感謝しつつ丁寧にリリースして、興奮のうちに22日は終了です。

翌日は、雨が強く降るなか30分だけ狙ってみましたが、増水した流れに2匹目の尺ヤマメはいませんでした(いたかもしれませんが、C級の私の腕では釣れませんでした。当然です・・・)。

連日遊漁券を購入しましたが、ロッドを振った時間は両日合わせても1時間強にしかなりませんでした。それでも、まさかの尺ヤマメで報われた格好です。

こちらは23日分の遊漁券です。


お墓掃除とお参りをしたことから、父とご先祖様が釣らせてくれた気がします・・・。