発達障害の特性の1つに、「2つのことを同時に行うことが難しい」
というものがあります。こういった特性がある場合、
先生の話を聞きながら黒板を写すといったことが難しく、
その結果、授業の内容を理解できていないということがあります
今回はそんな特性を持ったBくんの授業の様子をご紹介します
ポイント
Bくんは授業中に黒板を写すことに必死になるあまり、
先生の説明を十分に聞くことができておらず、
学校の授業についていけなくなっていました
そこで、コーチング1の授業では、先生の解説を聞く時間と、
何かを書く時間、問題を解く時間をはっきりと分けるようにし、
それぞれの作業に集中できるようにしました
また、学校のようなノートまとめは行わず、
大切なポイントは先生の方でノートにまとめてあげるようにし、
自身でノートを取らなくても後からポイントを確認できるようにしました
これまで授業を聞けていなかった分、知識が不足していたり、
きちんと理解できていない所が多々見られましたが、
その度に掘り下げて説明を行なっていくことで少しずつ知識も定着し、
今では学校の授業が分かるようになってきたそうです
今学期も残りわずかとなり、来週には夏休みが始まります。
そろそろお子さんの進路について具体的に考え始める方も多いのではないでしょうか。
そこで、発達障害やグレーゾーンのお子さんの進路選択についての
オンラインセミナーを開催します。