<"解き方"ではなく”考え方”を教える!> | コーチング1グループ発達障害ブログ

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LD、ADHD、自閉症スペクトラムなどの発達障害に関するブログです。


勉強が嫌いなお子さんの多くは、少しでも楽に
勉強を進めるため、”問題の解き方”をパターンごとに
覚えようとします。
しかし、パターンを覚えるだけでは、理解にはつながらず、
書き方が変わるとまたわからなくなってしまいますアセアセ
今回はそんなCさんの指導の様子をご紹介します。

 

紅葉ポイント紅葉
今回の授業では、面積の範囲の学習を行いました。
最初のシンプルな長方形や正方形の面積は問題なく求めることができましが、
一部が欠けている図形の問題になると、途端に手が止まってしまいましたえー?

ヒントとして、「いくつかに分けるといいよ」と話したところ、
「それは知っているけど、どこで切ったらいいのかわからない」
と話してくれました。Cさんは学校の授業で図形に線を引いて
いくつかに分けて考える方法を教えてもらっていましたが、
「何のために」「どこで」区切るのかといった明確な説明が無かったため、
どのように区切ればいいのかを自分で判断することができなかったのですえーん

 

 

そこで、「凸凹のない形にするため」に、「凸凹しているところを切り取るように」

線を引くようアドバスし、線を引く前に①どこが凸凹しているか、

②凸凹がなくなるようにするにはどこに線を引けばいいかを

確認しながら問題に取り組んでもらいました鉛筆

 

図形を分ける考え方がわかったことで、

Cさんはすぐに一人で問題を解けるようになり、

最後には「図形たのしい!」と言ってもらうこともできましたお願い