2020年9月25日

メルボルンは規制緩和へ

あくまでも専門家の意見に従い、経済よりも人命優先のアンドリュー州知事は、ここのところメディアから叩かれまくっています。独裁者だとかワンマン過ぎるとか「クビにしろ!」だとか。

新型コロナそのものの被害よりも、その感染拡大防止のための規制による被害のほうが深刻だという意見も多いです。

確かにそうかもしれませんけど、もしも厳しい規制をしていなかったら被害はこんな程度では収まらなかったでしょうし、アメリカのように制御不可能な状況に陥ってしまったかもしれません。

最初の流行とは比較にならない第2波の原因となった帰国者のホテル隔離策失敗の責任を調査する審問が続いていますが、ミカコス保健相やアンドリュー州首相は厳しい批判にさらされています。

メディアはそうした批判ばかりを報道していますけど、実際にはアンドリュー州政府に批判的な人よりも支持する人の方が多いですよ。

そして、「厳しすぎる」とか「やりすぎ」と批判され続けている規制を、ほとんどのメルボルン市民は必要なことと理解して、ただもう仕方がないんだからとひたすら我慢しているというのが実情だと思います。

こうした市民の忍耐と犠牲がやっと報われようとしています。


ここ1週間の新規感染者は、45人、20人、13人、11人、28人、14人、12人となっていて、発症している患者数は532人ということでしたが、今朝発表された最新の新規感染者数は14人でした。

重要なのは1週間平均の値が下がり続けていることで、このため週末には規制の緩和が予定されているんです。

もちろん一気に元通りというわけにはいきません。どの程度緩和されるのかはまだ分かりませんが、私としては、一番希望するのは何と言っても経済活動制限の緩和です。

美容院を再開して!

もう頭がどうにもならなくなっているんです。

家から5キロ圏外のお店にも行けるようにして!

手芸店に行きたいんです。毎日愛用しているエプロンがもうボロボロで、新しいのを縫おうとしているんですけど、バイアステープが必要なんです。

靴屋を営業再開させて!

家の中で履いているスリップオンのサンダル(別名つっかけ)が今にも破れそうなんです。靴を履かないと棚に手が届かないんです。私にとっては生活必需品なのに、靴屋はずっと休業しています。

もちろんこうしたものはオンラインで購入できますよ。送料のほうが高く付きますし、配達に時間がかかりますけどね。

失業したり自宅待機状態で無収入になっている皆さんは、経済活動制限の緩和は切実でしょう。私ももう半年以上仕事なし収入なしです。夫もそうなっていたら今頃どうなっているんでしょうか。

どの程度の規制緩和が実施されるか、期待は高まります。


あとね、経済活動と同じくらい期待しているのは、小学校の再開。

学校が再開されると、北隣り家の息子たちが、少なくとも平日の日中はオートバイを乗り回さなくなるはずですからね、騒音問題も少しはマシになるかと思います。

今日は雨降りで寒いです。

こういう日にはオートバイを乗り回さないので、静かでいいです。


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