2021年12月6日

ヘンな日本語と弁当

アパートに住み始めた娘が週末に家に帰って来ましたが、帰って来る前にメッセージを送って来ました。

帰ったらコメを食べたい!

ううん…

ちょっとこの日本語はヘンですよね。

おそらく「I want to eat Rice」という英語を日本語に訳したらこうなったんでしょうけど、普通は「コメを食べたい」とは言いませんからね。この場合は「ご飯が食べたい」です。

「コメが食べたい」では、どうも生米をガリガリと食べる印象です。

「ご飯」は「炊いたお米」の意味にもなるし「食事」という意味にもなるわけで、その辺りのところがよく分かっていないのでしょうけど。

うちの娘は、私が話す日本語を聞いて理解はできますが、理解できる語彙は限定的です。そして、自分が話すのは得意ではありません。そして、時々ヘンテコな日本語を使うんですよ。

先日、犬の話をしていた時のことです。身体の大きな犬の話題だったのですが、

娘が、

ズータイがでけえからねえ!

と言いまして。

「ちょっとアンタ、今の表現は下品よ」
「ゲヒンってなに?」
「品が悪いってこと」
「ヒンってなに?」
「アンタのような女の子が使うのにはヨロシクナイ言葉だということ」
「そうなの?でも Body のことはズータイって言うんでしょ?」
「確かに図体は Body という意味だけどね…」

お母さんは仕方なく日本語指導をすることになりまして、「ズータイ」はネガティブな意味合いでしか使わないし「でけえ」は決して人様の前で使うべからずと教えたんですけど。

「ズータイ」もアレですけど「でけえ」も大変アレですよねえ。

私が使う言葉ではないですし、学校の日本語クラスでもそんな言葉は習いません。どこでそういう表現を習ったのかと聞くと、日本のアニメだそうです。

いやあ、

ちょっと…

時々しか日本語を話しませんけど、話すととんでもない言葉を使うことがあるので心配ですよ。

娘が受付として勤める心理クリニックに、ある時日本人の患者さんが来られ、日本語で話しかけたらその方が感激して泣き出したという話を聞いたことがあります。そういう場面でカタコトの日本語を頑張って話すことがあるらしいんですが、

どうかアニメで習った「ズータイでけえ的表現」を使いませんように。


娘は、土曜日の夜遅くに帰って来て、日曜日の夜にアパートに戻りました。

「コメ」と「和食」が食べたいと言うので、日曜日の晩ご飯は、まずご希望の米を炊いて、豆腐のお汁を作り、ほうれん草の胡麻和えとキュウリとワカメの酢の物と肉じゃがと畑で採れたエンドウの卵とじを作りまして、人参のきんぴらも作ろうかと思いましたが体力の限界。

と言うのも、日曜日は買い物にも付き合って歩き回ったからでした。

おかずをたくさん作った理由は、お弁当にしたいと言ったからです。

晩ご飯を食べて、残り物を自分でお弁当箱に詰めてからアパートに戻りましたが、アパートに運び込む荷物がいろいろありましたし、カローラを家に持って帰らなくてはいけませんから、私が一緒に行きました。

荷物運びを手伝って家に帰ったら8時半でした。

朝は夫をツールショップまで送って行きましたしね、大変疲れた日曜日でした。

たくさん作ったおかずで、今日の夫の弁当も豪華版だったのですけど、持って行くのを忘れていました。夫のリクエストに応えて、電子レンジでチンして温められるご飯と肉じゃが、そして他のおかずという2つの容器に分けた2段式弁当だったのですが。

今朝は、2週間ぶりに自転車で仕事に行ったんですけど、朝の5時過ぎに家を出たんですよ。私は目は覚めていたけどまだ起きていませんでしたので、毎朝お決まりの「お弁当持ったの?」を言ってあげられませんでしたからね。

まったくもう…


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