こんにちはゼブラーマンです
今週施行の高松宮記念は春のスプリント王決定
戦の上、今年の芝G1のスタートとなるレース
です
昨年の当レースは雨上がりの快晴のもとで、内
が絶対有利の馬場状態の中、4角14番手からイ
ンを突ききったナランフレグが勝利しましたが
5着までクビ、ハナ、クビ、クビの大接戦とひ
とつなにかを間違えれば結果が変わっていただ
ろうと推測出来るレースでした
そして今年もその大接戦を演じた5頭がこぞっ
て参戦の予定です。そのため、この5頭の順位
付けだけでも難しい状況の上、上がり馬そして
気性という障害が無ければぶっちぎが確信級の
馬など、大げさでなくチャンスがある馬が10
指ぐらいいる状況です
そんな中での再度、あえて言いますが、何かを
間違えれば結果が変わりやすい短距離戦ですの
で、コース形態、馬場、展開全てを味方につけ
た馬が勝利を手繰り寄せると思いますし、好走
へのファクターを大切に整理していく作業が大
切だと思います
そこで、今週もですがどの馬が味方につけれる
事ができるか？の第一関門であるコースの特徴
と傾向をつかむ作業から始めたいと思います
ちなみに高松宮記念の行われる中京芝1200m
はかなり癖が強く、特徴が顕著なコースです
当コースは３コーナーのつくり上、内側の馬か
らするとコーナーのカーブがキツめに、逆に外
側の馬からするとカーブが緩くなるように出来
ているので必然的に外枠の方がかなり有利です
また直線は410mとかなり長い上、途中に急勾
配を誇る坂が存在しているので、本来はスピー
ドで押し切る逃げ、先行も活躍しやすいスプリ
ント戦でもこのコースでは差し、追い込みの方
が非常に有利になります
その証拠に高松宮記念でも改修後の2012年以
降で逃げ切り勝ちはないです
そして、もともと時計がかかりやすいコースで
すので(その年によって違いがあるので一概には
言えませんが)、持ち時計の速さは当コースにお
いてはあまり重要ファクターでは無いです
このように他場でのスプリント戦とは真逆のよ
うな傾向を示す面も持ちうるコース設定になっ
ています
そして例年悩まされる馬場状態ですが、季節柄
しょうがないとは言え、今週も明日、明後日か
ら崩れ、はっきりしない天気の予報となってい
ます
距離が短いレースだけに些細な事でも狂いが生
じますので本来はパンパンの良馬馬希望ですが
ここ2,3年は湿った馬場での施行になっている
印象です。湿った馬場になると、正確な把握が
本当に難しいです。危惧の材料を週末まで引き
ずるのは嫌なものですが、これも当レースの特
徴の一つだと思います
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