こんにちはゼブラーマンです
今週は牡馬クラシックの開幕戦の皐月賞が行わ
れます。
登録馬の20頭にサッと目を通しましたが、その
内の9頭が直前のレースで勝ち名乗りを上げて
いる状況で、今年も混迷を極めているな、とい
う印象です
近年のクラシック第一弾は牡牝ともにこのよう
な状況になる事が多く、これは少し前までは出
走経緯が今のように多岐に渡ってなく、トライ
アルなどで本番でも上位人気しそうな馬たちが
激突する事が多く、ある程度の力関係がわかり
ましたが、今はその機会がめっきり減ったから
だと思います
こんな状況ですので、今年も有力馬を絞り込む
だけでも困難な作業になりそうですので、少し
でも整理出来そうなレースファクターは喉から
手が出るぐらい欲しいところです
そこで今週もですが、初歩的なレースファクタ
ーとも言えるべきコースの特徴を掴んで、距離
適正、コース適性から各馬を見極めるために、
皐月賞の行われるコースとはどんなものか、そ
してどんな馬が好走しやすいか、から検証した
いと思います
施行される中山芝2000m内回りは適性をかなり
問われるコース(でもまだ、根幹距離である分扱
い易いですが)です
内回りを使用するのでコーナー４つの小回りコ
ースで、スタートから１コーナーの途中まで約
５mの上り坂、そこから向正面まで約４mの下
り坂が待ち受けています
それに加えて最後の直線の途中にも約110mの
間で約2.2mの急坂を駆け上がってからのゴー
ルとなるので、２度も登坂します
そのため4つのコーナーをうまくこなす器用さ
そして2度の登坂に耐えうるパワーが要求され
ます
直線に坂があっても、最後の直線距離が約310
mと短いので脚質はあまりの後方待機の馬には
不利になります。基本4角通過順位が4~10番目
ぐらいの先行〜中団を形成する馬が望ましい
です
牡馬3冠レースの中では”速い馬が勝つ”と言わ
れる皐月賞ですので、そこにスピードも求めら
れ、前述のパワーと器用さそしてある程度のポ
ジションがとれる馬(総合的にあらゆる数値が高
い馬)が1冠目の戴冠に至りやすいと思います
最後になりましたが、G1昇格後のホープフルS
で牝馬として初の戴冠を成し遂げたレガレイラ
の出走は楽しみですし、期待しています。
今回も牡馬を蹴散らせば、皐月賞が中山施行に
なってからは初の快挙になります
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