こんばんは。今日も一日お疲れ様でした。
すっかり秋らしくなって、朝晩が寒い( ̄▽ ̄;)
週末はこたつを出すぞ!
さて今日の一冊は、藤田カフェコ先生の作品『有馬さんはオメガになりたい』です。
( 藤田カフェコ 先生の他作品 ⇒ 溺れるオメガ )
※BL(ボーイズラブ)に興味の無い方は遠慮なくスルーしちゃってくださいね。
【story】
一流企業で働くαの二条有馬(にじょうありま)は小さい頃からαしか好きになれない。
そのため夜はΩを装いα客専門デリヘルで副業をしている。
ひとときだけでもΩになりたい―――。
ある日、客から突然キャンセルされ、やり場のない性欲にムラムラしていると顔も体も好みど真ん中のαの泉光希(いずみこうき)と出会う。
有名学生企業家の彼は横柄だが心に突き刺さる言葉を投げかけエッチの巧い青年だった。
一夜限りのセックスだったけど、ずっと探し求めていた理想のαそのもので・・・。
3年後、2人の間に生まれた子供・歩(あゆむ)を連れて泉に会いにいくことに・・・!?
特異体質を持つ有馬は泉に責任を取ってもらうぞと詰め寄るが一筋縄ではいかず・・・。
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オメガバース作品でα×α。
普通のα×αとは違って、αしか好きになれない有馬は特異体質。
特異体質と分かるのは後から。
αしか好きになれないことや、Ωのフリをしてでもαに抱かれたいと思うこと、さらに後から判明する特異体質であることで悩む有馬をみると切なくなります。
一夜の関係で泉の子どもを身ごもり、産んで一人で育ててきた有馬。
泉の前に現れたのが3年後というのは驚きでしかない。
理由も何だかな・・・w
そりゃ泉も不審に思うのは当然なわけで。
再会直後はちょっとギクシャク感はあったものの、二人の子ども・歩の愛らしさに癒され、二人の距離もグッと縮まる。
αであるために”番”になりたくてもになれない有馬を思うと胸が苦しいな。
泉に自分の秘密を知られることで拒絶されるのでは?と臆病になるのもわかる。
対して、有馬をただの有馬として見る泉の包容力のおかげで無事ハッピーエンド。
素っ気ないながらも有馬を応援してくれる父親の存在も良かった。
歩の弟妹が出来るのもそう遠くないかな?
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