観戦記2306 RIZIN.26 元谷裕貴vs井上直樹 | 人生マイペンライ

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格闘技を愛し50歳過ぎても殴り合う

《本日のTV観賞》

 

昨年末のRIZIN.33で斎藤裕選手にリベンジした入場時に、実況アナウンサーから年収10億円(年商10億だろう)とサラッと言われた朝倉未来選手。クレバーな試合振りで勝利し、RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎選手への挑戦に燃えているのかと思っていたが 『格闘技はあと2~3年で辞めてる。もっと早いかもしれない。格闘技やめたらYoutube辞める可能性もある。俺も海外行っちゃうと思うから。俺、住んじゃうと思うからさ。いろんな事業を確立してから行くから、お金には困らないと思うけど。格闘技を海外でやったりもしたいし、あっちで閃いちゃうと思う。店舗を持つとか』 と、以前から格闘技は30歳ぐらいまでと言っていた30歳になる2022年は牛久絢太郎選手との対戦が観たい!

朝倉未来選手と弟の朝倉海選手は愛知県豊橋市出身で、幼いころから相撲と空手をしていたらしいが、やはり愛知県豊橋市出身で空手~MMA~UFCと歩んだ‘摩天楼の旋風‘井上直樹選手は朝倉未来選手の5つも年下。

 

1997年6月に愛知県豊橋市で生まれた‘摩天楼の旋風‘井上直樹選手は、2004年の小学1年生の夏に姉の魅津希選手とともに地元の愛知で空手道白心会に入門して格闘技を始める~アマJML公武堂ファイト、アマDEEPなどで全勝~さらにキック、シュートボクシング、柔術のアマ大会でも活躍。空手は黒帯に柔術は青帯で2015年2月のDEEPフューチャーキングトーナメントでデビューし、丸岡拓也選手に1R腕十字で1本勝ち~決勝のいちょう‘snufkin`ともなが選手にも1Rに腕十字で1本勝ち~12月の島袋力選手と、2016年8月の南出剛選手、2017年3月の安屋谷智弘選手には判定勝利だが、DEEPでは8連勝で6戦は1本勝ち

 

2017年6月のUFC Fight Night.111シンガーポール大会に参戦して、フィリピンのカールス・ジョン・デ・トーマスに判定勝ち 『観戦記1607』 しかし、2018年6月のUFC Fight Night.132ではマット・シュネルに判定負け~2019年2月のCFFC72で、ショーン・サンテラに判定負け~12月にはDEEP.93で北田俊亮選手を1Rに1本で降す~2020年2月のRIZIN.21に参戦し、トレント・ガーテムを判定で降す。

 

8月のRIZIN.22では、渡辺修斗選手を1R100秒で1本を取る 『観戦記2044』

 

そして、いよいよRIZINバンタム級四天王の一角である元谷裕貴選手と対戦!

 

1989年9月に石川県加賀市で生まれた‘DEEP最高傑作‘元谷友貴選手は、サッカーとサーフィンで鍛えた体力で地元の石川県でキックボクシングを始める~アマでMMAを始め経験を積み、2011年にはシュートボクシングのアマチュアトーナメントで優勝~7月にDEEP名古屋大会でデビューし、石田ガリット勝也選手に1RでTKO勝ち~2勝2敗後の2012年3月のDEEP NAGOYA IMPACTでのフライ級王者決定トーナメント1回戦で崎村暁東選手を2Rに1本勝ち~7月の準決勝では加藤直之選手に判定勝ち~同日の決勝でも木部亮選手を1R18秒でKOし王座獲得。さらに2連勝するも、2013年8月のDEEP63で和田竜光選手に判定負けで王座陥落~しかしDEEP64で清水清隆選手、DEEP65で今成正和選手、DEEP67で前田吉朗選手に勝利し、2014年8月のDEEP68で和田竜光選手と再戦し2Rに1本勝ちして王座奪還~さらにDEEPでマット・マンザナレスを3RにKO、チェ・ジョンホンに1本勝ち~10月のDEEP73で小島壮太選手に判定勝ちしDEEPフライ級王座の初防衛に成功~2015年12月のRIZIN旗揚げ戦‘SARABAの宴‘でフェリペ・エフラインが計量オーバー・・・・試合は行われ元谷選手がKOされるも試合結果は無効試合~さらに2016年4月のRIZIN.1では元谷選手が体重オーバーし体調不良で試合中止・・・・ケジメをつけるとDEEPフライ級王座を返上する。8月のDEEP77でコ・ドンヒョクを1Rに1本勝ち~10月のDEEPで元DEEPバンタム級王者のDJ.taiki選手に判定勝ち

 

そして2016年12月のRIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUNDでアラン・ナシメントに2-1の判定勝ち~2017年4月のRIZIN.2017横浜大会で、UFCから電撃参戦となった堀口恭司選手と対戦も判定負け 『観戦記1458』

ブラジルのシュートボクセに武者修行に行き、2018年2月のDEEP82でビョン・ジェウンに判定勝ち~6月のDEEP84でも、ムン・ジェウンに2RでKO勝ち~8月のRIZIN.12では、修斗環太平洋バンタム級王者の祖根寿麻選手に

 

日本人最年少となる19歳でUFCと契約も、フライ級の一時消滅もあり1勝1敗でリリースされた23才の井上選手。同じDEEP出身ながらまったく違う道を歩んできた31才の元谷選手が、得意のギロチンチョークを極めるか!?新時代を切り開く井上選手が得意のバックチョークを極めるか!?

 

2020年12月31日 RIZIN.26 元谷裕貴vs井上直樹

 

元谷裕貴 26勝8敗 元DEEPフライ級&バンタム級王者

 

井上直樹 14勝2敗 DEEPフューチャーキングトーナメント2015優勝

 

1R、リーチで勝る井上選手が、ステップを踏みながら左を伸ばしていく!

 

さら井上選手はローというか、カーフキックを蹴りながらガンガン出る!

 

元谷選手は廻り込んでパンチ~タックル!切った井上選手は打撃で押す!

 

元谷選手が低く前に出ながら左フックも、井上選手はバックステップでダメージは逃がす

 

井上選手は、元谷選手のローをかわしてパンチでロープに押し込む

 

元谷選手が出てきても、井上選手は速いサイドステップでかわしていく

 

井上選手が、三日月蹴りのような前蹴りからパンチで元谷選手を追い込む!

 

井上選手が素早く自在に動くも、ついに元谷選手はタックル!

 

井上選手は切ったが、元谷選手は足を離さずにスクランブルで上になる!

 

しかし、井上選手はさらに動いてバックを取る~飛び乗って首を取る!

 

元谷選手は必死にズラしていくが、井上選手は逃さない!

 

井上選手は、体を密着させたまま首を取り直して元谷選手を伸ばす!

 

井上選手の足のロックもガッチリ入っていて、元谷選手はタップするしかない!

 

見事に井上直樹選手が、1Rの3分で1本勝ち!これは凄い!井上選手は 『たくさんのお客さん来て頂いてありがとうございます。練習の成果が出た試合だなと思って、元谷選手本当に強いですし、よかったです。勝ったんですけど、タイトルマッチ是非お願いしたいと思います。次お願いします。』 とアピール!「寝技のデパート」とまで呼ばれている元谷選手に対してジャブで入らせずに、タックルに来たところを切り返して一気に極めきった井上選手への幻想が広がる。

そして井上選手の次戦は、RIZINバンタム級トーナメントにエントリーされ2021年6月に元キング・オブ・パンクラスバンタム級王者の石渡伸太郎選手と対戦。3年連続での大晦日出場となった元谷選手は連勝がストップとなり、次戦は2021年2月にDEEPで事実上RIZINバンタム級トーナメント出場がかかった対戦で昇侍選手と争う。

 

★井上選手の姉である魅津希選手のUFC3戦目はどうなったんだ!? 格闘技blogランキングをクリック格闘技 ブログランキングへにほんブログ村 格闘技ブログへにほんブログ村