優勝は予想通り照ノ富士が7度目で締めた。

決定戦さえならなかった。

昨年まで平幕優勝が続いていたが、それらは横綱らが休場している場所が多かった。

そんな場所は地位から考えれば大関陣が締めて然るべきだが、なかなかそうはいかないのが現実だ。

今場所の大関陣の姿が全てであった。

 

今急がなければならないのは次の横綱である。

勿論強い大関が先であるが、その先に横綱がある。

 

今の若手の中から1~2年位で大関そして横綱へとかけ上がる力士が早く出てきてほしい。

そういう意味では先場所優勝の若隆景が一番手であろう。

今年残り3場所、7月、9月、11月あるので順調にいけば可能と思う。

 

昔は4横綱や4大関時代などは常であった。

つい数年前は白鵬、日馬富士、鶴竜、そして琴欧州、稀勢の里、琴奨菊、豪栄道などもいた。

横綱はモンゴル出身者が締め日本人横綱は72代稀勢の里が10年振りに誕生したが短命に終わった。

 

今は過渡期と思うが、やはり日本人力士が中心となって強くならなければ発展は将来性はないと思う。

 

幸い、コロナ禍は減少傾向にあり、協会も巡業や出稽古なども検討中と聞く。

あらゆる手段を講じて欲しい!!